僕のひとつだけ たったひとつ どうか消えないでね

ふたりのTIF2020[2020.10.3 TOKYO IDOL FESTIVAL 2020(配信)]

TIFの感想(と、最後に余談の特典会のこと)です。

 

文章にして書き出すことはより確実に記憶と情報が残るからいいけど、これからどんどんそうなってくのかなあ。コロナになる前はiPadで手書きのメモとってたけど。まだわかんない。

 

2020年10月3日のTIFは、ほんとは秋の気持ちの良い気候のなかで初めて開催されるはずだったイベント。中止にならずオンラインになったのは素直にありがたかった。

 

無観客のライブしか出ない方針だし、ジジババ期がすこしでもかたちにのこるのは嬉しい。とくに対バンはもうたぶん@JAMとTIFだけなんじゃないのかな。

 

前日、仕事から頭をはやくTIFに切り替えたくて自分が参加できた2018・2019年のTIFの自分のメモとか、チェキとか、あとは2018年のSKY STAGEとSMILE GARDENの映像見た。今はなつかしいトゲ衣装。

あのときのライブはあのときの最高で超いい思い出だけど、今と比べると歌もダンスもその他のいろんなこともちがっていて、2年という時間の流れを感じた。

だってこのころまだ締めの挨拶が「どうもすみませんでした〜!」だよ。

 

TIFにはいつもそのときの気持ちのテーマのようなものがあって(普段のライブでもあるけど)特に耳すまの間奏のぺいちゃんの言葉でそれを顕著に感じる。

2018年は「これがゲイアイドルだ!」って叫んで、

2019年は「これがアイドルだ!」になってた。

最近の配信でもミキちゃんがそのところ感動した!って話してたなあ。

 

だから2020年はどんなふうになるかな?ってすごく楽しみで胸いっぱいになった。

 

 

当日朝。

洗濯して部屋の掃除して、買い出しして、はじめに気持ちをつくった。

二丁魁の出番の前に仕事もちょっとやった。最近はライブみるとき、本当こういう「心持ち」みたいなものに大きく左右されちゃうから、なるべく気がかりなこと残さないように。

 

↑この支度しながら他のグループの流し見していて、これが実際会場だったらできないだろうなーということができたのはよかった。

風男塾の「同じ時代に生まれた若者たち」はやっぱいいなあ。

 

最初の出番は15時10分。それまでに一応間に合った。

 

綺麗に片付けたテーブルにiPadと過去のTIFのチェキと缶バッジとか並べてセッティングしてどきどきしながら出番待った。

 

会場とかぜんぜん当日まで調べていなくて、CGlaboの様子は二丁魁の前の子たちでちらと見たんだけどガッツリ合成されていて、現代的どころかちょっと一昔前の(しゅかしゅんの絵音ちゃんがラブandベリーって例えてたけどほんまそれ)香りがした…

でもオンラインならではの試みはいい。オンライン配信に少しでもいいところ増やしてほしい(いざライブになったら、チカチカして邪魔だなと思っちゃったけど…)

 

 

 

 

刈り上げ5ミリをまちがえて0.5ミリにしちゃったぺいちゃんつるんとしてて本当にかわいすぎる!!!!

 

 

時間ぴったりに始まった!

 

「ぴんぽんぱんぽーん♪」ってまた聞けてうれし〜〜!!ぺいちゃんがわざとウグイス嬢感出して喋るの好きなんだけどいつも以上にコテコテしてて気合入っててかわいかった。

「ちっちゃい子もおっきい子も〜」って大きなお友だちのこと!?ってちょっとフフっとした

 

ごちゃごちゃしたCGの画面のなかに好きな人たち出てきた〜〜!!

超不思議なかんじ!!

一発目はやっぱ耳すま

ひさしぶりにバチバチ踊る耳すまでこれこれ〜!!って身体が動いた!

ふたりだと踊るのは初めてだった。

2番かな、ぺいちゃんがカメラにしゃがみこんで煽ってきて、ぺいちゃんは前からカメラ使うのうまいけど唄うわよでさらに磨きかかった気がする!さいこ〜〜!!!

期待していた間奏は、「これからもずっとずっとアイドル続けてやんよ!!!」

。。。。

二人になってからの意気込みを、きっとおなカマにも、おなカマ以外のひさしぶり・初めて見る人に向けても。超かっこよかったしうれしかった。

 

 

2曲目、間髪いれずリバ。

@JAMでとんでもないリバやって以来、二回目の歌って踊るリバ。

やっぱりふたりになってからの「リバーシブル」の表現はめちゃめちゃ効いていて、つねにどちらかが表であり裏であれるから振り付けがおもしろい。これに関しては4人や3人のときよりマッチしてるんじゃないかな。

またカメラに寄ってきて寄り目したり煽ったりしてて生でライブ見てるときみたいだった。

てか!!耳すまからそうだったけど歌唱がめっちゃいい!!!

前日に2年前のTIF見てたのもあって、違いがはっきりわかった。(とくにぺいちゃんは2年前の8月は声枯れちゃってる時期だったのもある)

歌うまくなってる…ジーンとした。

ミキちゃんの「だって得意気に好きなこと〜」ってところも超カッコよかった。

おちサビはあとじゃほどのガシって感じではなかったけど、ミキちゃんがぺいちゃんに腕をまわしてぺいちゃんがその腕をまたぎゅって掴んでた。

リバにはめずらしく険しい顔じゃなくて表情が明るくて、二人の関係性だなあ。

いまのふたりってすごく、お互いが「希望の光」だよなあって感じる。

最後の「人に伝えづらいことも〜」のとこ、ミキちゃんが立っててその前にぺいちゃんがかがんでいて、こういうフォーメーション他のとこでもちらほらあったけど、二人だと横に並ぶのも縦に並ぶのもさまになっていていいなあ。

 

 

3曲目青春。

あ〜ひさしぶりに踊ってる青春見れてうれしい…

全編通してやっぱり踊ってる本来の二丁魁のライブ大好きだな〜ってしみじみ。

2人になっても「足りないライブ」じゃなくてふたりとしてかたちになっているのがすごい。

「振り返るとどこかに手を伸ばしたくなるような」で手をのばすときのぺいちゃんが大好きだから、またそれが見れて本当にうれしかった。

生で見てたら下手からぺいちゃんのあご先のラインからあおりで表情を見てたな。

後半「おなカマ!」「だいすき!」ってぺいちゃんの素直な気持ちぜんぶ言っちゃうとこかわいすぎる。

わたしも〜〜!!って思ってニッコリしちゃった。

 

 

持ち時間20分だからコレで終わりかな!?と思ったけどまだあった!イントロでやったーって言った。最後はまるもうけ!

最初のとこでみき〜!ぺい〜!みき〜!ぺい〜!って言ってた。画面のこちら側で。

@JAMでも見たけど振りつけがちょこちょこ変わってる。自分は身体にしみついた旧振り付けしちゃいながら画面見てた。

歌い出し「やれば出来る子や〜」で二人が向かい合ってボク嫁のラップバトルのもう少し控えめなやつ(?)やってる。私はにらめっこって呼ぶことにした。ぺいちゃん変顔しててかわいい!!

「テレビ越しに言われたってわかんない」を画面越しに歌われているのはなんだか面白くて、4人時代にいつだったか「もしMステで一曲やるなら」って話で白鳥さんがまるもうけやりたいって言ってたの思い出した。

「嘘ついて〜意地はってストレス」でまたミキちゃんぺいちゃん上下のフォーメーションでお互い顔を合わせててちょけててかわいい。

間奏ぺいちゃん、ぎりぎりまでしゃべってて「二人になっても二丁魁は最高だなあ〜!!」って。本当にそう!!!

「信じてたのに、信じてたのに〜〜!!」のあとぺいちゃんそのまま前に伏してミキちゃんに。ここも上下。

アーカイブで見返したらミキちゃんがうしろでフヨフヨ手を振っててかわいかった)

 

そして「伸ばした手の数だけ〜」のあたりから通信がブツブツきれて、ちょうど「つまんない人生送ってきたな」のところ見れなくて、悲しかった。。

ライブの内容と関係ないところで悲しい思いをすること、悲しい!!

ここはアーカイブで見直した。いままで白鳥さんの役割が大きかったパートだけど、二人で一緒に歌ってるのとっても良い。

 

一つ目のライブは、ぺいちゃんが影ナレで言っていたようにどんな人でも楽しめるような対バン、「いつもの二丁魁」らしいライブだった!

たのしいTIFの幕開け。

 

――――――――――――――

 

 

通信が途中で途切れたのがショックで、Wi-Fiにアルミホイル巻くやつすぐやった。

SKY STAGEは、事前情報としてツイッターで回ってきたステージを見ちゃってたんだけど、

段のステージがなくて、屋上にレジャーシート引いてるようなもの。無観客だったからってなんじゃそりゃ!?と思ったけど、ふたりならきっとそんなの気にならないようなライブ見せてくれるって思って待ってた。実際そうだった。

 

自宅からだけど少しでも「TIFのSKY STAGE」を感じたくて、ベランダに出て室外機の上にiPad置いてみた。同じ空の下でつながってるから実質ここはSKY STAGEじゃん!!

 

 

 

ひさしぶりのヒョウちゃんうれしい!!!かわいい!!!

 

2つ目は15分の持ち時間だからか、開始即曲始まった。

 

シワ〜〜〜!!!やった〜〜!!!

はじまりと同時に右端からぴょこぴょこバックで入場してくる人見えてかわいくて笑っちゃった!!!クレヨンしんちゃんみたい!!

開始1秒でステージのことどうでもよくなった。さすがぺいちゃん!!

「いい子で〜かしこくて♪」のとこハイハイしてまたぶりっ子の顔見れて嬉しかった!

いつか新メンバーでミキちゃんぺいちゃんより若い子が入ったらぺいちゃんのハイハイ見れなくなるのかな?とかどうでもいいこと(私にとってはどうでもよくないが・・・)よく考える。

サビ前のピピピピピピッピピ〜ってホイッスルのとこでぺいちゃん「TOKYO IDOL FESTIVAL〜!!」って。ここはTIFだ〜〜!!!

イーヤーサーサーのとこ、ちょうどもともとミキちゃん→ぺいちゃんのパートだから、お互い歌ってるときはイーヤーサーサーしてて、これもふたりならではの妙!と思った。

夜中のテレビ通販で腹筋するとこ、どうするのかと思ったらぺいちゃん突然四つん這いになってミキちゃんにおしりペンペンされてた。いや、何!?やっぱりクレヨンしんちゃんなんか!!?かわいい!!!

ミキぺいは小2男子のマインド持ってるから(?)なんかすごくジジババ期っぽさを感じた。本当にかわいい。超好きだったよ!

もともと白鳥さんのパートだった「作り笑顔もカウントされちゃいますか〜」がぺいちゃんだと1オクターブくらい?高くて、このパートが変わったならではの変化もすきだな〜と思った。

おちサビももともと二人だからグッときたなあ。すこしの風に吹かれてて綺麗だった。

2018年のSKYSTAGE、シワのイントロでぺいちゃんが「私たちは来年も再来年もずっと、シワだらけになってもアイドルとしてステージに立ち続けます!」と言っていたのを思い出した。

2年越しに同じ場所で見たシワは、体制や環境が変わってるのにずっと変わらない二人の意志。

ぺいちゃんは終始ニコニコしてて、ミキちゃんはよく目線がきょろきょろしてて、物理的には目の前にはいないのにおなカマを見てるように感じた。

 

 

1曲目から楽しくて、2曲目はGAY STAR!!

ひさしぶりの踊るGAY STARだ!!!

いやあ〜〜〜・・・GAY STARよかった。

ゲイスターの歌唱、どっちももともと好きなんだけど、曇りだけどちょっと晴れ間見えてる空の下ですごく響いてるように感じた。

ひとつひとつの歌唱がぜんぶよくて。歌うめえ…

二人だから、どっちかが歌ってどっちかはいつもうしろで踊ってるんだけど(あたりまえ体操)なんだろうな、それがうまくマッチしててとってもよかったんだよなあ。どっちのパートのときもどっちも楽しそうにしてて。なんだろ〜!上手く言えない。

いつの間にか空が結構晴れてきてて、カキーン!のところすごく清々しかった!

ぺいちゃんの「きっと来年もいまより〜」のとこ手をふるふるさせてて、ああぺいちゃんのライブで頭から、指先、つま先まで気持ちを伝わせるパフォーマンスすきだったなあってしみじみ思った。

TIFで歌って踊るの見て、やっぱりダンスも振りもだいすきだな〜って実感したけど、同時に唄うわよやってマジでよかったな〜と思う。成果超でてるし今後にずっと活きるよ。

GAYSTARの最後のポーズは右手をななめにするポーズで、始まる前の屋上の写真だ!って思った。

何回も言っちゃうけど、GAY STARよかった。 

 

最後の決めポーズから3曲目、やめすこへ。

歌い出しの「ねえ 空はこんなにも穏やかで」歌いながらぺいちゃん本当に空を見渡してて、あ〜SKY STAGEでやめすこぴったりだなあって、なんて綺麗な光景だろうとおもった。

もともときまるさんが歌っていたところ、きまるさんのときも特に大好きなところだったけど、いまはもうしっかりぺいちゃんのものになってるなって思う。

「このままで このままで」のとき、表情はずっとニコニコしてるんだけど泣かないようにがんばってるの感じた。

ミキちゃん1Bでぺいちゃんが自然に肩を寄せ合ってニコニコしてた。 

いつものサビの約束の振りを自分でもつくりながら二人のことが愛しくてたまらなくなって泣いた。

一番終わったとこで小指を前(おなカマ)に差し出して、そのつぎにふたりが向き合って差し出していて、なんだかそれがたまらなかった。

やめすこに限らず、「ふたりだからこそ」って部分たくさんありすぎる。

ステージのかわりに敷かれてる薄い水色のシートまで空みたいだった。

間奏前のところお互い身を寄せ合ったり顔を合わせたりしてその表情がふたりとも優しくてまた胸がいっぱいになった。

間奏、いままでは4人それぞれちがったところ、ミキぺいはお洋服選んだりちゅっちゅしたりしていたけどそれがなくなって、

冒頭の星を指差す振り付けになっていて、本当に本当にうれしかった!!感動した。そこは大好きだったけどぺいちゃん歌い出しになってから見れなくなった振りだから。

大サビのとこでまた涙こらえて顔をしかめるぺいちゃん。そのあとまたぎゅっと笑顔つくってた。

ぺいちゃんの、泣きそうなのをこらえて作る笑顔って、この世でいちばん尊いものかもしれない。

「ねえ メグリアエタ〜」ってミキちゃんが最後歌い出すところぺいちゃんのアップになって、超〜〜穏やかでたまらない顔してた。

やめすこ本当にいい曲。SKYで聞けてよかった。

 

SKYちょうよかったです。

画面越しだったけどふたりの前に自分もいる気がした。

 

 

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まだあと1ステージ残ってるけど、始まる前から終わるのがさみしくてやだなあ〜って。

残り15分、おそらく3曲。何やるのかなあって想像して待ってた。

 

家の中入って電気消してじっとソファに座って。

 

Loft Stageも初めて見るところだけど、たぶんフジテレビのスカイステージ行くまでの途中のところかな。

 

 

超ひさしぶりのコート衣装でもうすでにグッときた。

ライブで見るコート衣装が大好きだ〜〜。。

(先に言うと、コート衣装でこのステージが見れてほんとうによかった。)

 

 

時間になって画面が切り替わってパッと映ったのはスタンドマイクのふたり。

ミキちゃん改めて「初めまして二丁目の魁カミングアウトです。それでは聞いてください、鶴は千年 亀は万年 僕の数年」って、最低限の挨拶だけ。

 

二丁魁の前のグループを見ているときスイッチングが気になっていたんだけど、

スタンドマイクで固定だからかかなり寄って表情を映してくれたのよかった。

(その分一方が踊ってるの全く映らなかったが・・・)

鶴亀はロック調なのもあってライブ(生)感が強い曲だと思っているけど、画面越しでもその境がないくらいビシバシ歌が届いてきた。

ぺいちゃんは鶴亀になるとロック度増し増しで、抑揚つけたり語尾伸ばしたりが強くなってカッコいい。でもミキちゃんもすごくカッコいいんだ〜。1Aほんとにすき。

オンライン、無観客での「生きてる声をいまここで聞かせて」は、絶対に届けなきゃって思って声出してたよ。届いてたかなあ。

@JAMではミキちゃん泣いちゃってあまり歌えてなかったけど(その分ぺいちゃんがカバーして歌っているので惚れたが・・・)、サビの白鳥さんのパート「長生きなんてしたくなかった〜」のとこ、ふたりで分け合って歌ってて、う〜。ふたりとも超カッコよかった・・・。

「今度気づいたらポケットの小銭抱えて〜」のぺいちゃんのとことびっきりだった。

あ〜・・・鶴亀一曲だけでも胸いっぱい。

 

巻き上げるようなアウトロで鶴亀が締まって、間髪いれずにカチッ・・・カチッ・・・て時計の音。

マジかああ、って声に出てた。

2曲目(1+1)×0=0(ぜろ)。

歌い出しのぺいちゃんの声が5秒前まで鶴亀歌ってた人とは思えないような全然ちがう神妙な声で、一気に心つかまれた。

スタンドマイクで集中して歌うぜろ。まばたきも息もできなくなって、自分の手をぎゅっとしてたいつの間にか。

振りなしで言葉ひとつひとつ大切に歌うふたりを見てもう〜本当に、唄うわよやってよかったねってまた思った。

もうダンスがないことを「もの足りない」とは思わない。

間奏でスタンドマイク持って両サイドに捌けてまた息を飲んだ。

「どこかで生きているのにもう会えない人は〜」2回目、ミキちゃんのパートでぺいちゃんが髪をバサバサ振り乱してうしろで踊ってる。

カメラが全っ然追いついてなくてくやしかった。生だったら絶対ぺいちゃんから目を離せなかった。でもおかげでミキちゃんを見れた。

このあとの「消えたくなるのに 理由なんてないのは〜」はぺいちゃん、4人のときはきまるさんが歌っていて倒れたほかの3人を揺すって起こす、みたいな振りだった。ぺいちゃん身体ガクガクさせてフレームアウトしていった。

大好きな表現のぺいちゃんだ。

そのあと「でもね誰かが僕に生きてほしいと願った時に〜」をふたりで、まんなかに0を描くようにして回りながら踊って歌った。

ふたりが向かい合ったとき手のひらがすれ違って、最後の「もうすぐ」でぴたっとくっついてゾクッとした。

すごいものを見た。

この感じ、文字で上手く伝えるの難しい。

 

でもこの、一つの曲として、一つのステージとしてここまで心掴まれて圧倒されて殴られたような動けなくなる感じは去年の@JAMのキウイステージのあとと似てる。

ジジババ期のライブは圧倒的に「気持ち」のライブが多くて、私はそういうライブがすきだからうれしかったけど、表現者としてのこういうステージを見せられるとぐうのねも出ない。

最後の見上げて空を掴む振りでぺいちゃんが手を伸ばして、私のすきな顎下からのアングルでぺいちゃんが映った。きれいだった。

上にかざした手はそのままなにかをぎゅっと握りしめて最後の曲。

He is me,tooだった。これが二丁魁のTIF2020の最後のステージ。

 

He is me,tooを踊り付きで見るのは初めてだった。

ぺいちゃんの歌い出しからミキちゃんがうしろでバレエみたいに踊ってて、ぜろにも似てる振りがあるけどこれ綺麗ですごく好き。だし、He is me,tooに合ってた。

ぺいちゃん、マイクの持ち方まで両手で優しく添えるようにして、ここまでさっきまでとちがう・・・。

 

He is me,tooはすれ違いの曲だなあと思う。

いろんな世界線の自分がいて、他者がいて、気づかないうちに近くにも大切な人がいて、近づいたり離れたりを繰り返してる。

いろんな場合の「自分」は、自分の気持ちの移り変わりでもあるし、歌詞にもあるように自分は誰か(彼)でもありその逆もある、って感じで入り組んでる。

 

ミキちゃんとぺいちゃんは順番に歌って踊ってしているけど、何度か近づいても背中合わせだった。

ミキちゃんのC1(で合ってるかな)「晴れ渡った日が雲ない時間長く続かず〜」のところ、ずっとうしろに背中合わせのぺいちゃんがうつむいていて、一見隠れてるようにも見えるんだけど、見えないところにぺいちゃんがいることで完成しているみたいな、上手く言えないけどそれで「ひとつ」だった。

「選ばなかったあの日の僕が〜」のぺいちゃんのサビ、物理的な意味だけじゃなくてまっすぐ前を見ていて胸が苦しくなった。首とか胸を押さえているのも。

ここまでずっとお互いの道が交わってなかったのに、このあと。

「先頭を走り始めた」

「僕には見えた」ここで、お互いしっかり向き合って目を合わせて、初めてふたりの道が重なった感じがした。

天候のことも歌詞にはあるんだけど、ここまでずっと曇りだったのが「僕には見えた」で晴れてくイメージ。

このあとそのままふたりで向かい合って歌ってて、ぺいちゃんが肩を震わせて泣いてた。ジジババ期のぺいちゃんは頼もしくて、こんなになるまで泣いてるのはひさしぶり。

「優しく笑い合う 彼も僕だ」でミキちゃんがまっすぐ指さすのが映って、ぺいちゃんのほうは映ってないんだけど、ぺいちゃんもきっとミキちゃんをまっすぐ見て指差してたとおもう。

ミキちゃんのこの、高音歌い上げるときの振り絞った顔が本当に好き。汗もキラキラしていて綺麗だった。

歌い上げてふたりして笑ってハグ。たぶんこれは振りとかじゃない。

抱きしめあったままぐしゃぐしゃに泣いて、そのまま映像が終わった。

こんな終わり方があるんだ。

He is me,tooはジジババ期そのもので、このライブでまたひとつ形になった感じがする。

 

 

このライブが終わったあと、しばらく動けなかった。

(本当はこのあとすぐSMILE見たかったけど、できなかった)

 

ぜんぶのステージの色がちがくて、でも3つが合わさっていまの等身大の二丁魁を見せてもらったようで、フェスなのにひとつのワンマンライブみたいだった。

 

とにかく今すぐふたりを抱きしめたい気持ちでいっぱいになって、

今年のTIFは終わった。

 

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2020.10.3/

TOKYO IDOL FESTIVAL 2020 オンライン

 

■15:10-15:30【CG labo】

耳をすませば

リバ

青春は何度でもやり直せるなんて嘘だ

まるもうけ

 

■16:35-16:50【SKY STAGE】

シワの数だけ被GAY妄想

GAY STAR

病める時も健やかなる時も

 

■18:10-18:25【Loft Stage】

鶴は千年 亀は万年 僕の数年

(1+1)×0=0

He is me,too

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ふたりのライブ、唄うわよも含めてもう何度も見たけど、

TIFはいままでで一番しっくりきたというか、こういう言い方が正しいかはわからないけど、「ふたり」として完成されたライブだって思った。

4人から3人になって、

3人から2人になって。

ふたりが3ヶ月かけて少しずつ形にしてきたものだ。

 

 

私は3年とちょっと二丁魁を応援してきて、そのなかでいろんなかけがえのない思い出、楽しい、嬉しい、寂しい、苦しい、悲しい、とか、いろんな気持ちたくさん味わった。

こっちからしたら1対2だけど、

ふたりからしたら2対多数だから、

ミキちゃんぺいちゃんもきっと見えないところで、応援する側以上のそういう気持ちってたくさんあったと思う。

でもそういうのひっくるめて全部があったから、いまの二丁魁があるんだと思うと、プラスのことだけじゃなくてつらかった気持ちや体験とか、これまでのぜんぶを取りこぼさず抱えて、糧にして一緒に進みたいなあって思う。

 

 

 

ぺいちゃん、耳すまで「ずっとずっとアイドル続けてやんよ!」って言ってた。

「ずっと」応援するよ、とか「一生」推すとかって、言うのは簡単だけど、

私は「人の気持ちは変わる」っていうこと知ってるから、簡単には言わない。

でも二丁魁を見てるとそれを信じたいというか、祈ってしまう。

「絶対」の誓いができなくても、約束はできるから。これはわたしのやめすこ。

 

終わってから、ふたりのことと、いままでが大切すぎて、愛しい気持ちが溢れた・・・。

 

(TIFの余韻で夜はぐったり、こんな感じのドデカ・BIG・LOVE感情になっていたんだけど、ミキちゃんが言わんとしていたことになんか近い感じがして嬉しかった。)

 

 

TIFに二丁魁が出るのはもう4回目だけど、それは全然当たり前のことではなくて、二丁魁のこれまでの積み上げと今があるからだなーと思う。

がんばって、いまのふたりの二丁魁の、素敵なステージを見せてくれてありがとう。

 

来年のTIFは、生のステージで二丁魁を見たいな。

 

 

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TIFの感想は↑までで終わり。

このブログは昨日の夜のうちにバーッと書き上げる予定だったけど、今日のいままでかかったから、ここからは余談の特典会のことです。

 

あのHe is me,tooの号泣ハグで締めくくったの、とにかく手を出せない、何も言えないもどかしさがすごくて、翌日(今日です)・翌々日にオンライン特典会を設定してくれたのほんとうにありがたかった。

 

先日の2回目の特典会が個人的にうまく気持ちを伝えられなかったのもあって、次特典会があったら、絶対やりたい!と思ってたことがあった。

 

私は2年半ほど前の「おなカマ地獄」っていうイベントで、そっ閉じのガチゲイ口上を叫ぶという特典会をしまして・・・。

彼らがあまりにもそれを気に入ってくれたので、その後何回か叫んだんだけど、

オンラインで他の誰にも迷惑かけず、普段より長い時間話せるからできるじゃん!!と思って、いまの気持ちを叫んで二人に伝えたい!喜ばせたい!って思って。

TIFでそっ閉じやらなかったらまた今度にしようかな・・・とも思っていたのだけど、これはどうしてもジジババ期のうちにやらないとダメだな、と思ったからやっぱり今日。

 

オンラインでこういうチェキネタ的なもの用意するの初めてでドキドキした。

 

 

1回目・2回目は自宅でPCで特典会したけど、大声出せるようにカラオケに行った。

直前までこのブログ書いたり(特典会までに書き終わらなくて諦めた)お店予約してなくて(バカか!?)バタバタしてたけど、なんとかお店に着いて、Bluetoothフレンズに練習してもらって準備。

ちなみに店員さんに「オンライン会議的な使い方したいのですが・・・」と聞いてみたらWi-Fiの強いいい部屋に案内してもらえてありがたかった。でもスタッフルームの隣でわたしのバカデカ声が筒抜けだったと思う。すみません。カラオケなので許してください。

 

 

ちなみにオリジナルのガチゲイ口上はこれ。

でも今これをこのまま言うのはちがうので、スケブに台本書いて用意して、ストップウォッチで何秒かかるかとか計って(けなげ・・・)臨んだ。

 

 

15-16時の回で、スタンバってたけどなかなかかかってこなくて(押してたのかな、はらはらしたけど問題はないです)、16時すぎにかかってきた!

 

気持ちが完全にTIF余韻だったから学ランなのがちぐはぐで面白い。

 

 

(いつもとちがう背景を見て)

ぺ「今日どこ?どこ?」

「今日はね!二人に伝えたいことがあって、でかい声を出すためにカラオケにきました」

ミ・ぺ「wwwwwwwはい!!!」

もうすでに何をするか察してくれていて面白かった。笑

 

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何するかわかったときの反応かわいかった。うれしそう。嬉

 

 

口上の導入として(口上の導入として?)そっ閉じの最後の「眩しい明日が来るから」のところ歌ってもらった。私だけの歌!!ぜいたく!

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ニヤニヤしてる期待の目かわいい。(ぺいちゃんはほっそいマッキーをマイクにしててかわいい)

 

 

このあと、用意していたとおりに口上を叫んだ。

二人になってからはそっ閉じやっていないし、3人時代も口上は言ってないから本当に久しぶり。

ミキちゃんもぺいちゃんも最初ニコニコ楽しく聞いてくれて、喜んでもらえてうれしかった〜〜!

オリジナルのガチゲイ口上と変えたのは、きまるさんと白鳥さんのところ。(恥ずかしいので内容は載せませんが・・・)

ここからは神妙な顔つきで、真剣にそれをちゃんと聞いてくれて、ぺいちゃんは目がウルウルしてた。

それを見て、やる前は変な空気になっちゃったりスベったりするかも?ってちょっと心配してたけど、やってよかったと思った。

意外と(多分)音割れたりせずにちゃんと聞こえてよかった〜!

 

最後のところ、ふたりが一緒に言ってくれて嬉しかった。何回も見返してしまう。

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(関係ないけど大声出すジェスチャー?が、ふたりとも個性が出ていてかわいいね)

 

 

「すご〜〜い!!」

 

ぺいちゃん、「グッときちゃった」って目元を手でぱたぱた扇いでた。

ミキちゃんが目をぎゅーってして何回も「うれし〜〜・・・」って言ってくれた。

届いた〜。

よかった。

 

ふたりが喜んでくれるなら、この先も何回でも言っちゃう!!!

 

人の気持ちは変わってしまうことがあるからこそ、

今までも何回も伝えてきている気持ちでも、そのときどきできちんと伝えないといけなくて、

これからもたくさん届けていきたいと思ったのでした。

 

 

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だいすきだよ〜〜!!!

 

 

おわり。