僕のひとつだけ たったひとつ どうか消えないでね

「BAKADEMOAHODEMO」のこと

 

ツアー広島のぶんの記事、全然書くの間に合っていないけど、新曲「BAKADEMOAHODEMO」がこれ以上上書きされる前に(2022.1.19時点ですでに3回披露済)この曲のことについて、今の気持ちと記憶だけ、先に残しておく。

というか他の新曲もこうして先に書いておけばよかったんだな〜!後悔!

 

※ツアー・新曲ネタバレ含みます

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

初めて「BAKADEMOAHODEMO」(以降、バカアホと略します 悪口?)が披露されたのは2021年11月21日ツアー千葉公演。ミキさんがツイキャスで漏らしていたイントロに聞き覚えがあって、ギターとなんだろ?シンセサイザー・・・?詳しくないからわからないのだけど、すこし懐かしい感じの邦ロックみたいなイントロ。1回目の印象は爽やかでわりとゆったりなメロディーなのに大振りな振りつけで、サビの振りが裏拍とっててムズそう!!というくらいだった。歌詞もほとんど覚えられてなくて、「でも」をたくさん言ってるなあって印象。

 

 

それから約2ヶ月、2022年1月15日、ツアー広島のこの日に2回目の披露。はじまってみると、1回目よりはるかに解像度が高くなった。メロの感じはやっぱりなんか懐かしい。はじめて見たときにも感じた、「でも」をたくさん言っている、っていうのは本当にけっこう言ってる。

筆パート「大人になったら“でも”なんて使うなって言われてきたけど」→

紅パート「でもね、大人になってからそう言わないとやっていられなくなった」

これは(多分)2番の歌詞で、使うなって言われたそばから「でも」を言ってるのが面白いなと思った。ミキはちはやふる好きだからもしかしたら知ってるかもしれないけど、太一がお母さんに「“でも”と“だって”は男の使う言葉ではありません」って禁止されているって話を思い出した。

サビ、ミキパート「大人になると誰かにバカとかアホとか思ってばかり」

言われたり、自分のなかで思ってしまったり、そういう対比とすこしの後悔と言い訳みたいなのが二丁魁っぽい。ぺいちゃんがこの曲のことを話すとき「ザ・二丁魁っぽい」って言ってたのなんとなくわかる。

サビの歌い終わりのぺいちゃんの超高音めっちゃいいーー声でか!!もっと回数を重ねてこなれていったらここやばいことになりそう。

Cメロのぺいちゃんのパートのとき、ミキ・筆・紅3人が真ん中のぺいちゃんの周りを腰を低くしてぐるっと回って手を伸ばす。これは青春(ここでは「青春は何度でもやり直せるなんて嘘だ」のことをさします)のCメロと同じ振りつけだった。私はこのときこれがすごく強烈に頭に残って、メロが青春ぽいなあ〜と思っていたのも確信に変わった。

これは青春の続きの曲なのかなって。

 

 

■この日(ツアー広島)の特典会

 

「ミキ!!BAKADEMOAHODEMO良い!!」

ミ「いいでしょ!?」

「私、青春に似てるなって思ってて…」

ミ「そうなの!!同じ振りが入ってるの」パァっと目を輝かせていてかわいかった

「だよね!?Cメロ、振り返るとどこかに手を伸ばしたくなるような〜のとこだよね」

ミ「そう!!」

筆紅「すごーい!!」

「(作曲が)百恵ちゃんかな、って思うの、あ答え言わなくていいんだけどね(早口)」

ミ www

ぺ「玉屋かもしれない」玉屋じゃねーよ!!

「曲調がぽいなあって」

 

このとき、振りのことミキに言いたくて、そしたらミキのほうから同じ振りなの!って教えてくれて、久しぶりにこのミキがぴーんときたときの顔見れてうれしかった。感じたことが通じてると嬉しい〜!

この広島の3日後、1月18日の夜のアイソで思いがけず3回目のバカアホ披露があり、歌う前にミキが曲の解説をすこししてくれた。

「これは百恵ちゃんが作ってくれた曲なの」これ聞いてやっぱり〜!となった!!ひふみよはサクライさんだと言われる前から疑わなかったのに百恵ちゃんのは当たったの嬉しかった。曲調が似てるというのもあったけど、何より私のなかで「青春ぽい」という印象が強かったから、そうであってほしいな〜と期待してたから。

「大人になったらバカとかアホって言葉使うなよって言われたり、でも自分のなかで思っちゃったり、そういうことってあるよなあって、そういう話を百恵ちゃんに聞いてもらって作った曲なの。青春と同じ振り付けが入っていて、青春の歌詞のなかのある部分のことを歌った歌なの」(かなりニュアンスです)

これを聞いて、ライブが終わった後特典会の列に並びながら、どこのことを歌っているか考えたくて、青春の歌詞を見てた。

 

「振り返るとどこかに手を伸ばしたくなるような

 何かを置いてきてしまったような」

 

Cメロのこれしかなかった、同じ振りが入ってるところ。ミキの話を聞いてからだと、この曲は青春の続きなのではなくて、過去の振り返ったところの「どこか」「何か」がなんなのかを歌っているのかなあって。

すぐにそのことを聞きたかったので聞いた。

 

 

■この日(18日夜アイソ)の特典会

 

(※この日はひふみよ・リバという私にとってのもうひと山がありました、そのことはまた別で書きます…)

「ひふみよとリバは私にとっては一緒なの、セットっていうか…」

〜中略〜

ミ「BAKADEMOAHODEMOも青春とセットだよ!」

「ねえ〜そう! それ私こないだ言った…」

ミ「そう!!言ってたよね!だからすごいな〜って」

「青春のCメロのことだよね?歌ってるの」

ミ「そうなのぉ〜〜!」

「だよね〜〜!?😭」

筆紅「すごーい!!」

ぺ「よくわかるよね〜」

ミ「嬉しい〜〜〜」

 

この話ができたことで、(少なくともこの短い部分だけでも)答え合わせができたのと、自分の考えてたことがぴったりはまる感じがすごく嬉しかった〜〜

ミキは曲の解説のとき、歌詞や振りに込めた想いや理由を熱弁してくれるけど、それを押し付けるようなことは絶対しなくて、「その人ならではの受け取り方でいい」って言ってくれる。なので私も私なりのありとあらゆる二丁魁の曲への想いがあるのだけど、それはそうだとして、こういう部分を受け取れたことって今まで多分なくて、なんか、とにかく嬉しかったっていうのを書きたかった・・・(そうですか)

ミキの「そうなの〜!!」を引き出せた時ってめっちゃ嬉しい!!(よかったね)

これからたくさん聞いて自分の中での気持ちや解釈が変化して積み重なっていくのだなあと思うとすごく楽しみです。

 

ミキへ 今のツアーの新曲発表のかたちが今まででいちばん好きです!!歌詞もなにもわからない状態で、初めて見る・聞くのがライブで、そのあともしばらく歌詞が出なくて、この考える余地が与えられている時間がたまらなく好きです。こういう時間まで含めて私は今回のツアーのこと忘れないでいたいなって思います。いつもありがとう!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

広島のライブ全体のことはまたいずれ追記します

おわり