僕のひとつだけ たったひとつ どうか消えないでね

生きてく[2022.3.26 ミキティー本物生誕祭2022『28歳とうとうあの時思ってた大人になったんだけどな まだまだ青いミキティー本物』]

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ミキさんの生誕祭の感想です。個人的な視点や気持ちの成分が多くライブレポートとして読むためにはまったく向いていません。これは私が見て感じたものであり、あなたの見た記憶や感じたこととちがっていても、それは問題ありませんのでご安心ください。

 

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ミキは、私にとって家族でも友達でも恋人でも推しでもないけど、信頼している大切な人。

そんなミキの生誕祭の前日、生誕前日キャスをやると本人から告知があった。いつものように爪を塗ったり服を選んだり絵を描いたり準備をしながら、このすこし前に発表された「1年後に開けるタイムカプセル」にどんなことを書きたいかとか、そんなことを考えながらそわそわしていた。

日付が変わる少し前、やっと始まったキャスの最後に、思いがけなかったお話があった。

 

「(ある事情があって)母親がこの先ライブに来れるかどうかわからないから、今年やろうと思っていた『いつか叶えたかったやりたかったこと』は全部中止にして、母親のためにライブをすることにした。」

 

詳しい理由はここに文字にして書くようなことではないと思うので件のツイキャスアーカイブを聞いて欲しいけど、要約すると今年のライブは2部構成のようにして、1部はおなカマに向けて、2部は母親に向けてライブをするということだった。生誕の仮予定からなかなか詳細が出なかったこと、やっと出た生誕のフライヤーがギャラクシー衣装でなんだかいつもと違うこと(口に出さなかったけど時間なかったのかな?と思った)、さまざまなことがこのためだったのかと腑に落ちた。

このことで今年伝えようかなとばくぜんと考えていたことは頭のすみに追いやられてしまって、どんな気持ちで明日を迎えようか改めて考えた。

 

 

ミキがつねづね言ってくれている「ずっとアイドルだから」「ずっと一緒にいようね」、「ずっと」という言葉。「一年後に開けるタイムカプセル」。それなりの期間アイドルを好きでいるので、永遠なんて無いんだってこれまでに何度も思ったし、それがどんなに難しいことかを知ってる。なのにこの人はまるで当たり前みたいに1年後もその先も自分たちがいる約束をしてくれる。

 

すこし個人的なことを書きます。

私の叔母は私を介して二丁魁をすきになったおなカマで、ほんのすこしだけ脚がわるい人です。2018年の年末ごろに大きな手術をするために入院することになって、しばらくライブに来れなくなるからと、12月18日JAPAN GAY TOUR新潟公演に行った。二人で特典会に並んだときに、ミキが「あたしたちの曲聴いて!そしたら大丈夫だから」と言ってくれた。叔母はそれを聴いて安心したようだった。(ちなみに今は叔母元気です。ご安心ください!!)

そのあと叔母と別れて自分1人で特典会に並んで(※当時の物販システム)改めて当時の4人の顔を見たらわんわん泣いてしまった。叔母が手術をすることにものすごく不安があったことも、この先人生におけるなにか大きな出来事があったとして、そのたびにこの人達の歌と大きな愛を受けて一つひとつを乗り越えていくのだと思ったら泣けてしまった。

「そう、ずっと一緒よ」ってまたミキが言って、「残念でした!もう離れられないよ」っておどけて笑って言うぺいちゃん、それを見て一緒に笑っていてくれるきまるさんと白鳥さんの顔、今でも覚えてる。

そういう、人生の転機とか、生きているなかでの喜びも悲しみも環境の変化も共有していく。それが「ずっと」一緒だということなのではないかと向かう電車の中でばくぜんと考えてた。

 

今回どうしてもお母様のためにライブをしなければいけない、そしてそれは今しかないということ。色々考えたけど私にできることは変わらずひとつしかなくて、精一杯の気持ちをライブを見ながら届けるしかなかった。

 

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開場時間すこし過ぎたあたりで会場に着いた。猫ちゃんのお花かわいすぎました(あの情報下で今回のもろもろの準備をしてくださった生誕委員さん素晴らしいものをありがとうございますの気持ちしかありません、大拍手すぎる!!)

 

番号がかなり遅かったのでどこに行こうかな〜とキョロキョロしていたらなんと入りたかった上手側の最前見切れ(最端から2番目)がまだ空いていて大歓喜した!まわりには友達がいっぱい。

椅子席に茶色い封筒が一つずつ置いてあって、去年もアンコールで開けてねというミキからのお手紙が置いてあったので、心して開いた。

それは前日のキャスで聴いた2部構成にするということ、ワガママだけど生誕祭だから許してねということ(全然ワガママじゃないよ!!)、最後にお母様に向けてアンコールのカエルのうたでサイリウムサプライズをしたいから協力してほしいという旨のことが書かれていて、サイリウム一本が一緒に入っていた。このときからもうその光景を想像してグッときてしまったけど、息子が愛されていることが実感できるいちばんのライブをしてやろうと(?)気合いが入った。

 

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始まる前の、スクリーンを写すための赤い光線がきれいだった



 

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2022.3.26(土)

ミキティー本物生誕祭2022

『28歳とうとうあの時思ってた大人になったんだけどな まだまだ青いミキティー本物』

Spotify O-EAST

13:30open/14:30start

 

▼1部「あなた(おなカマ)に向けて」(衣装:チェック帽子あり)

耳をすませば

まるもうけ

やめらんない!止まらない!

あるある言いたい

GAY STAR

病める時も 健やかなる時も

He is me,too

ホモサピエンス

今も尚

yesterday the once more

[ミニMC]

隕石に願いを

[ミニMC]

ロボット(ミキソロ)

[MC]

ネコの恩返し(衣装:ミキ→生誕/ぺい筆紅→ギャラクシー)

 

▼2部「母親に向けて」

Good As Yesterday

[ミニMC]

ノスタルジスター

BAKADEMO AHODEMO

そっ閉じ 青春

アンハッピーバースデー

言いたいことも言えないこんな世の中じゃん

青春は何度でもやり直せるなんて嘘だ

(ぺい・筆・紅退場)

The frog in the well knows nothing of the great ocean ~カエルのうた~(アコースティック・ミキソロ)

[最後の挨拶 家族のこと]

 

(※セトリの順番には自信がありませんのでセトリだけ拾いにきた方もあしからず…)

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▼1部「あなた(おなカマ)に向けて」

 

 ミキの影ナレからスタート。スクリーンに映像で生誕タイトルがバーン!と出る。

 

耳をすませば

一曲目耳すま、チェック衣装帽子ありで登場!楽しくてな〜んも覚えてない

間奏ぺい「祝え祝え祝え祝え祝えよお〜!!」ミキの最後の「届かない?」で愛おしそうに手を伸ばして握りしめる

 

「まるもうけ」

お誕生日のハッピーセトリだ〜!2Bミキ「ふた回り~」で向かい合うぱえいちゃん、両手で小さいハート作って→腕を使って𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬ハートを作る、その動き自分も全く同じタイミングで同じことやってて気持ち一緒って思った(そか)サビでキラキラの虹色の照明で、お誕生日の装飾みたいでかわいかった!

 

「やめらんない!止まらない!」

ぺいちゃんセンターのやめとまのフォーメーションになりもう来たか!ってワクワク

おちサビ前ぺい「僕たちの関係は摩訶不思議~」で上手から下手へ手を差し伸べながら見渡して4人並び、「理解されないことがもしあってもそこもまたいいんだよね」ここでお互いに顔見合わせてニコニコしている表情が優しくて、ミキとこの3人の関係だ、と思った

 

「あるある言いたい」

やめとまの後に来て欲しいと思ったらイントロ流れて手パァン!!ってした。3/13アイドライズ(このときは順番逆)でもあった、俺たちのLOVE合戦2連ちゃん!

イントロでぺいちゃんまた「トゥルルルルルルリャアアアーーー」ってする。3/20山中湖2日目でやってたときはテンション上がりすぎてやっちゃったって感じだったけど2番間奏でもやってて、かわいいけどそんなに恒常化しないでテンションあがったときだけにしてほしい!

「そんな人生山あり谷あり〜」でぺいちゃん指揮しながらミキに♡送っててかわいい〜 ラスサビ「僕が僕を嫌いな日があるから君がいるように」自信たっぷりの顔、ミキーーー!!!になった! 最後の筆台詞パート、ミキが奪い取って低い声で早口で言ってるのかわいかった!夢中でクラップして記憶が曖昧だけど「今日は私のバースデイ!みんな出会えたから大丈夫だよ!!」みたいなあたしあたし!って感じのことを言ってた

 

「GAY STAR」

ここまではお誕生日パーティーみたいなワイワイしたセトリが続いて、GAYSTARの立ち位置。1B「まっすぐは飛んでいかないこと〜」伸び伸びしていてなんて気持ち良さそうな声!EASTは天井が高いから音が響いて聞こえる。黄色〜緑のようなグラデーションの照明で下手側から照らされてぺいちゃんの横顔の輪郭が縁取られてキラキラしてた。

1C「でも教育という義務と 母の涙に縛られていたんだ」これでハッとしたのだけど、今までとくに数えていなかったけど、歌詞のなかに「母」が出てくる曲が多くて、今回のセトリはなおのことミキの人生の軌跡のように感じた。歌詞がスクリーンに映されてしっかりと聞き取れる状態で、ミキのお母様はどんな気持ちだったんだろうと思うところが多かった。

ぺいおちサビから、少し暗くなってミラーボールが回ってキラキラして綺麗だった(ゲイスターじゃないかも)

ラスサビ「きっと来年はイマヨリもっと届かず落ちていくんだ」でぺいちゃんがミキの顔しっかり見て歌うところでこの日初めてポロポロ泣いた。私の場所からだとミキの背中越しにぺいちゃんの顔が見えて、その表情があまりにも優しかった。たまに嫉妬するくらいのミキにしか見せない顔。

「きっと来年は」ってぺいちゃんは歌詞のとおり歌っているだけだけど、ここでミキに向かって歌うのは、ぺいちゃんも一年後、当たり前みたいに一緒にいるよって言っているようで。

 

「病める時も 健やかなる時も」

イントロでステージが青っぽく暗くなって、筆村の歌い出しでパッとミラーボールがついた。動かないミラーボールの演出がどこかであったなと朧ろげな記憶だったけどたぶんここだったと思う。「ねえ空はこんなにも穏やかで 風も星も未来もこのままで」歌詞にぴったりの、青黒い夜空のなかにミラーボールの白いつぶつぶが星みたいに見えてすごく綺麗だった。やめすこは朝〜昼の晴れの空色が頭にうかぶけど、新体制になりたての頃配信で、「栄心が晴れた青空で、ぺいちゃんが太陽、紅が日が暮れない夕方で、ミキが月」のようなたとえ話をしていたなあってふと思い出した。筆村の生誕のノスタルジスターのイントロも星空できれいだったな。

サビで小指を差し出しておなカマと約束するミキの顔が優しくて涙だった

「ならせめて瞳に写る人たちだけは 君たちだけは」でミキぺい背中合わせだけど、ぺいちゃんミキのことを瞳に写したいんじゃないかなって見てて思った でもお互い背中を預け合えるのはこのふたりしかないとも思う

全員歌唱の「でも生きてる 生きてく」が力強くて圧倒された。気持ちだった

落ちサビ前間奏で4人が中央を向いて踊る振り付けのとき、上手の端っこなのでちょうどミキの大きい背中越しに3人の表情が見えて、それが穏やかで信頼の表情をしていて胸がいっぱいになってしまった。ぺい生誕のHe isおちサビでも同じような気持ちになったことを思い出した。本人の顔でなく、それを見るほかの3人の表情でその人となりが伝わってくるような。

このときの照明はピンク〜オレンジ系であたたかい色だったような気がする。ミキの落ちサビで「まず自分のためにねえ生きてみませんか?」とミキが歌っていたのでもっと泣いちゃった

アウトロでミキと顔を合わせたぺいちゃんがチューしてて可愛かった〜。ところどころでちゅっちゅしててかわいい。

 

「He is me,too」

やめすこでもうすでに涙涙だったのにHe isやばかった…。個人的に1部のいちばんはHe isでした。でもなんて言葉にしたらいいのかわからない。イントロの厳かな音楽であたりが真っ暗になって歌い出すぺい紅のまわりだけ少し明るくなる。このあとの照明で何度もはっとなるのだけどよく思い出せない。終演後友達とも話したのだけど、色の境界が曖昧できれいに溶け合うような照明で、うっすら全体にかかったスモークが4人を包んで、ライブハウスのステージの上なんだけどそうじゃないみたいだった。

Cメロ入る前、マイクを置くところからぺいちゃんがニコニコ微笑んでいて、ミキの周りでの床ダンスの間も目を伏せながらもずっとにこやかだった。Cメロのとき、白い光のなかに青や赤の控えめな色がチカチカしていて、その中央にいるミキが光も、周りにいる3人のこともすべて纏って自分の一部にしているようですごかった…。

その後の落ちサビ、ぺいちゃん目一杯の晴れやかな声でステージの向こうまで伸びていくような式辞みたいな歌声だった…大好き!!!ジジババ期の名残りの振り付け、ミキが下手から上手にくるくる舞ってくるところで、ミキが誇らしくて嬉しそうな顔で両手をバンザイみたいにする。ミキーーーー涙涙涙 このあとぺいちゃんがマイクを渡すところでにこやかに笑い合って、「僕には見えた」でなんかもう、エンドロール流れるかと思った。

ラスサビ「その手には温もり握りしめ」でお互い正面を見て目を合わせないで両手合わせるところがぴったりでさあ。文字で伝えきれないのがもどかしい。

ライブを通しても何度も思ったけどさ、ぺいちゃん、ミキに出会えて本当に良かったよね。

 

ホモサピエンス

He isとはまたちがう明るい白っぽい光に包まれる。

筆村の歌い出しからずっと筆村の声に耳が掴まれた。まるで小さい子供みたいなワントーン高い声で、いつもの筆村と違う語尾の余韻がなく少し舌足らずのような歌い方。アニメ声とは違うけど、声優の筆村が演技しているのかなと思った。とても憶測だから違っていても怒らないでほしいけど、子供のころのミキさん?1サビ終わりの「胸が張り裂けそうになるんだ」とか、本当に張り裂けそうな筆村の歌声も知っているから、いろんな引き出しがあってすごいなあと感心しつつ引き込まれた。

ぺいちゃん1A丁寧できれい。「孤独が当たり前で」空間に溶けていくような余韻 2B紅さんの「時は無情にも過ぎて〜」筆村をそういう視点で見ていたからこのときの紅さんも日が紅ではなく、1人の青年みたいに見えた。でも「日が経てば花は咲いてしまうから」がやっぱり日が紅で、後ろから髪や輪郭にさすやわらかい光で泣いちゃいそうだった。私さ〜日がちのパートのここ大好きなんだよね

ミキ「そんな時期もあった〜」ここの振り返るぺいちゃんの目を伏せた表情が綺麗だったな

ラスト「誰かを好きになって愛されたいと願うから 僕たちは」ステージの前のほうまで出てきて4人並んで足を踏ん張りながら、なんて切実な歌い方をするんだろうと思った

ほんとうの「願い」だった

 

「今も尚」

ミキの生誕だ〜って実感する。ゲイスターからずっと泣いててすでに疲れていてあまり覚えてない涙 筆村の歌い方を注意して聴いていたら戻っていて、やっぱりあれはホモサピだけだったんじゃないかなあと思う

ラスサビ「でも未来には絶望に勝るような希望も作れるらしいんだ」ここでしゃがんでから希望に手をのばすぺいちゃんの見上げる表情が良かった。「がんばれ」も各々にこやかでよかった〜。

 

「yesterday the once more」

あーーここでyesterdayか!!イントロのわちゃわちゃでメンバーが中心に向かい合いながらミキ(さん)おめでとーってしてる感じが微笑ましい。ぺいちゃんはチューしたり♡作ったり。友達と電車ごっこできるの嬉しい。折り返しで友達が持参した警棒(持参した警棒?)でつまづいてえ!?ってなっておもろかった

この日は2サビ「ずっと夢見た運命も探してた永遠もいらない もし会えなくなったとしても昨日と同じようにどこかで笑っていて」の歌詞がいつも以上にグッときた。

落ちサビ、ミキの周りで3人がニコニコオフマイクで歌ってる。みんながおなカマを見る目が誇らしそうだった。

yesterday the once moreという曲が特別すぎて、これを聴ける日はいつも泣いちゃうし頭をこの曲に支配されてしまいがちだけど、この日のyesterdayはずっとニコニコいられて(メンバーも)、きっとミキさんはこの曲での私たちのことをお母様に見せたかったんじゃないかなと想像した。

ラスサビぺいちゃんの「ねえ 忘れないで覚えていて」で突然ひふみよの「忘れないから忘れないでね」のことを思い出して全身鳥肌ブワーーになった(※ひふみよやっていません)忘れないでいたいって思うよ

ぺいちゃん最後の上1ポーズ、ミキの近くにハート作ってて可愛いかった

 

ここで一度挨拶。ぺいちゃんの帽子のヘアピンのところに左の三編みの飾りが引っかかっているのがずっと気になっていたけどやっとここで外しててホッとする。たぶん強固にピン付けすぎてて途中でバッと取れなかったんだろうな。

ミキ「今日は私のワガママで急遽こういう2部編成でライブをすることになったんだけど、みんな楽しんでる〜!?」3人がスタンドマイクを持ってきて、「これは去年の私の生誕でソロで歌った曲なんだけど、この4人で歌うから聴いてください」みたいなお話

 

「隕石に願いを」

yesterdayからの幸福に満たされてここまで完ぺきな流れだった。おそらくこれが1部の終わりなんじゃないかなと思った。

1サビの日がち「空の青さとか〜」でパッと青い照明に変わって、その後のぺいちゃんのところで黄色に変わって気が効いた照明だと思った。EASTの照明すきだ

Cメロぺいちゃん、「晴れ渡る最高の日に落ち込んだりもして」Bメロとは全然違う強い説得力のある歌い方だった。だいすき

この曲の落ちサビのミキのところからサイリウムサプライズのはずが、ぺいちゃんの歌い出しのところもミキがもう歌っていたから一瞬アワアワする。ぺいちゃんの落ちサビで素手ケチャできるように早めに用意してたからうまく切り替えられた(よかったね)「もしもいつか多くの人に讃えられたとしても〜」ここからミキが歌うことで、お母様に私たちの関係伝わったんじゃないかなあなんて思った。

「ずっと僕のまま」余韻の高音ぺいちゃんきれい!

「くだらない毎日をまた作るから」で慈愛に満ちたような目してる、もう言葉がなくても伝わるような愛だ。このあとのアウトロで4人が中央に寄り添ってお互いの顔見てにーって笑う。この人たちと「ずっと」の約束をできること、好きでいさせてもらえること、幸せだった

 

これで一旦3人がそれぞれのスタンドマイクを持って捌けていく。

ミキが1人残ってMC ※言い回しなどニュアンスです

「皆さんありがとうございます。毎年生誕祭をやらせてもらって、こうしてすごく綺麗な景色(サイリウムサプライズ)を見せてもらえるけど、今年はそれが『隕石に願いを』だとは思わなくて、びっくりしちゃった~。」かわいい

サイリウムを折るときのみんなの様子って結構見えていて、こう、このへんをモゾモゾ…っ(突然のオタクの真似)てするのとかわかっちゃうのよね」爆笑してしまった やめな!!

「だから曲のリズムとちょっと違ってこう(腰のあたりまさぐる)するのとか、それを必死にバレないようにしてるのとかわかって、ほんと可愛いよね。中にはこう(腰でパァン!!って折ってビッて前に差し出すオタクの真似)やってる人とかね。みんな慣れてますね~!」

「でも、こうやってすごく綺麗な赤がたくさんの…(みんな赤サイ振る)わあっきれい。何度も言うけど、この一つひとつはただのサイリウムじゃなくて、みんなそれぞれの気持ちだから、すごく愛おしい光景です。ありがとう。」

 

「次に私一人で歌うんですけど、この曲を生誕で歌うかすごく迷ったの、『□私はロボットじゃありません』っていう曲なんだけど。歌詞がすこし寂しいかんじで、生誕でやっていいのかなって。今まで話していなかったけど、これを機に少しこの曲について話そうと思います。」

「会いにきてくれるみんなは、私の見える面では元気でいてくれて、というか元気な姿しか見せないようにしてくれてる人が多いけど、いつも笑顔でいてくれる人も、生きているなかでやっぱり楽しいこと以外もあると思っていて。私たちにもあるし。そういうときに、自分のことを嫌いになっちゃうような日もあると思うの。でも、そういう悩んだり苦しんだりするのは、私たちがロボットじゃなくて人間だからなんです。

それぞれの命のかたちがあって、生きてるからそういうこともあるんだよってことを、悲しい気持ちにならないで前向きな気持ちで見てくれたら嬉しいです。」

やっとロボットの話を聞くことができて、話してくれて嬉しかった。「命のかたち(心のかたち だったかも…)」という言い回しがすごくすきだと思った

 

「□私はロボットではありません」

ミキがスタンドマイクを前にステージのセンターにいて、真っ暗になって後ろから4本くらいのうっすらした光で背中が照らされて逆光になる。ミキを形どる光だけが目に映って不思議な空間だった。そのあと歌い出しでピンスポが真上から下りて、帽子のつばの影で表情はほとんどわからない。MCでの話のあとだからか、それによって曲の解像度が上がったからなのかそのどちらもなのかわからないけど、この曲をこんなに人間くさく感じるのは初めてだった。この日のミキがいちばんその理由だったのかもしれない。

1サビ、2番、3番と進むうちにいろんな方向から光が差して足されていって、ミキの表情が見えるようになっていく。最後の歌い上げで「私らはロボットではない」でいつもならガクッと倒れるところをミキが顔を上げて歌いきったと記憶してて、なんか、ほんとうまい言葉が見つからないけど、「良かった」って思えた。

歌うか迷ったと言っていたけど聞けてよかった。

 

ミキが捌けて、ギャラクシー衣装に着替えてきた3人が登場する。

ぺい「ミキティーが色々な準備があるから、その間私たちがトークで進行します」私事で大変おそれいりますが実はここまでで左目のコンタクトの汚れでずっと片目の視界が悪くてアンコールでトイレに駆け込んで直そうと思ったのに無いんかい♪になって困った(その後ずっと視界が微妙なまま最後まで見た涙)

 

3人のミキに関するエピソードをそれぞれ話してくれる。

紅「二丁魁に加入したての頃にミキさんに「大丈夫」って言ってもらって、その言葉を支えにしていた」

筆「二丁魁に出会う前は、カミングアウトすることのないまま一生を過ごすと思ってた。本当のことは言えないままだけど、二丁魁のライブに足を運んで、その間だけは本当の自分でいられた。」

「ミキさんに出会えなかったら自分の人生は第一章で終わっていたのかもしれない。でもありがたいご縁で(言い回しちがうかも)こうしてメンバーになれた。ミキさんは人生を変えてくれた人」

ぺい「それこそ私も、何度も言うように、たくさんの人に愛されるような人間じゃなかった。ミキティーに出会って、二丁魁になって、人に愛される喜びを教えてもらった」

 

筆村「ミキさんは初めの一歩を踏み出す人で、雪が積もっているところだとわかりやすくて、僕はその上から同じ足跡を踏んで進んでいくような…足跡って踏むたびに大きくなっていくみたいに、そうやってミキさんの作った二丁目の魁カミングアウトに、僕も足跡を踏み固めていきたいです」

ぺ「それこそもうすぐ11周年ですけど、それだけの長い期間ミキティーが積み重ねてきたものって大きい。私ほんとに大好きなんすよ?普段言えなくて早く帰りたいとか言っちゃうけど…笑」

「今本人いないから言っちゃお!ミキティー大好きーーー!!!!(ドデカ声)」

この流れ超LOVEだったんだけど、これを叫んだらへんで端でスタッフさんがもう準備できました的な合図を出していて、ミキさんはもうステージ袖にいた。あれ!?もうできたの!?ってアワワ…になるぺいちゃん〜〜…クーーーッ「ハッ 見ておられる…」ミキに気づいたぺいちゃんその言い回し何ほんまにかわいいLOVE

 

「猫ちゃんになっちゃった〜♪」ミキがネコちゃんをいっぱい纏った生誕衣装で登場!!いっぱいいる!!筆村生誕が猫ちゃんだったから無いかと思った!かわいい!

「すごいでしょ!今回もにだいらさんが作ってくれたの!この布もちゃんとオリジナルのあのフライヤーと同じロゴなんだよ!あたしこの柄の私服ほしいくらい」

「猫ちゃんいっぱいついてるの、(前のたれについてる4匹の猫ちゃんをさして) ニャンティー、シャンプー、リンス、………トラ」誰?

 

ぺ「さっきのあたしの大好きーって聞こえてたんだね」八の字眉の笑い方で言っててクーーーッだよ涙

ミ「大好きは聞こえた、何話してたの、悪口!?」ぺ「ミキティーのことたくさん話してたの、紅はミキティーに大丈夫って言ってもらえたことが嬉しかったんだって」

ミ「(紅に向かって)あんた大丈夫じゃないよ!!」紅「えーーーっ!??」かわいい

ミ「(これを見て笑ってる筆村に対し)あんたもだよ!!」筆「えーー!!?まさかの!」

ミ「今日だってさあ、あたしの生誕だからみんな目ピンクメイクしよ♪って、ぺいちゃんと紅はやってくれたのに、この人だけブラシに付けたフリだけしてやってくれなかったの!!」急にキレててウケた 筆「ちょこっとだけちゃんとつけました…♪」ほんとそういうとこ好き

なんかほぐれてて可愛かった〜このわちゃわちゃ

 

ミ「ではネコちゃんになっちゃったからあの曲をやりましょうかね~!…とその前に写真をとりまーす!」ネコちゃんのポーズで撮るかと思いきやフライヤーと同じまた警察のポーズで撮った

 

「ネコの恩返し」

私にとっては特別な歌だけど、曲数が増えてかなりレアな曲のひとつになった。のにこの一つ前のライブ(ハロモニ)でも聞けて立て続け。ネコちゃん衣装のネコはさすがに可愛かった〜!!

間奏横移動ニャーのとこのぺいちゃん、「おめでとう!」「もっとおめでとう!」「超おめでとう!」「すごくおめでとう!」みたいな感じでだんだんおめでとうのグレードが上がって最終的に「ウルトラおめでとう!!」になって可愛かった!

落ちサビ「返していきたいものがここに確かにある」端から端まで見渡して丁寧なネコだった!

アウトロ、手のひらを上に挙げて、次の曲にいくのかと思ったらネコで一旦曲終わった。なのに倒れ込みENDでなく立ち上がったまま。この一つ前のハロモニで倒れこむネコで終わったこと、印象づける意味があったのかなと推測してしまう。(そのときミキだけが間違えて手を挙げて終わっていたし)一見超明るくて可愛い曲だけど「病む」で終わるから、最後のポーズの変わりにすこしの希望を見た気がした。

 

ミキ「はい、ではここで1部は終わりです。ここからは言っていたとおり、今日見に来てくれている、私の家族と、お母さんに向けてライブをします。緊張する」

 

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▼2部「母親に向けて」

 

「Good As Yesterday」

この切り替わりのタイミングでG.A.Y.のイントロがかかってああ…という気持ちになった。2/20ツアーファイナルのときに、いつか「青春」をテーマに固めたセトリでライブを見たいと思って、それが直近で叶うならミキの生誕か5/1の11周年かなと思っていて、2部の構成はその思い描いていたものに近かった。

「今では離れて暮らす母に 会うたびまた少し老いてく姿になんだか言葉にできないような」さすがに今日これをミキが歌うのは意味すぎて、ああこの画面に写る歌詞と歌を聴いてお母様はどんな気持ちなんだと考えて大泣きしてしまった。し、勝手ながらミキとお母様に自分とお母さんを重ねてしまった。なんという現場に立ち会わせてもらったのだろう。

2A「なぜだか過去ばかり振り返る日々のような気がしたから〜」泣かないで歌いきってえらかったね!

3A「元気にしてます。昔の自分へ あの頃の僕にはわからなかったけど 大人になっていく中で僕だけの大切なものもちょっぴりだけ見つかりました」これが今のミキすぎてわんわん泣いてしまったし、ぺいちゃんもずっと顔しかめて眉八の字にして泣いてて、だよね〜涙になった

「僕らはどこかに幸せがあるから生きていくんだ」この「生きていくんだ」があまりに力強くて4人の気持ちがひとつになってた。やめすこの「でも生きてる 生きてく」と同じ、決意のような歌唱

これから先を生きてくんだなぁって思ったし、「まだ青春の途中」だけど、ミキが「僕だけの大切なもの」をちょっぴりだけでも見つけられたのならよかった。

 

 

ここでまた一呼吸はさむ。

ミキ「気づくかもしれないけど、私の過去のことを歌詞にした曲が多くて、家族やお母さんに聴いてもらいたくて組んだセトリです。まだまだ続くので、最後まで楽しんでください!」(このニュアンスのことを話したのがここだったか記憶曖昧)

 

 

「ノスタルジスター」

とんでもなかった。

つねにどんなときも、ライブのその一つひとつがかけがえのないものだというのは前提として、つい先週、山中湖で見た「一生もの」のノスタルジスターを見たばかりなのに、こんなことが起こるなんて。そのときとは全く別物のノスタルジスターで、歌詞の一つひとつ取りこぼしもなく、ミキティー本物のための歌にしか聞こえなかった。

あの二丁目の魁カミングアウトのメンバー3人をバックダンサーに迎えた超豪華なミキのソロのノスタルジスター。少し前の夜中にミキがツイートで「これから振り入れ」と言っていたので、このタイミングってことは生誕で新曲ある?と予想していたけど、このことだったのかなと思う。ベースはノスタルジスターそのままだったけど、フォーメーションが全然違っていた。大げさに書いたけど、バックというよりミキを中心にすえて3人が花飾りをつけるような優しいもので、目に焼き付けようと思った。

3人とも穏やかで優しい表情で、中でも紅さんがずっとハモリを歌いながらいつもと違うフォーメーションで踊っていたのが本当に素晴らしかった。慌ただしかっただろうにたくさん練習したんだろうなって。ミキさんの晴れの日に花を添えていた。

「この一瞬を永遠に残すことはできない だから僕を誰かに残さないと」「いけない」ここで3人の声が加わって強い語気ではっとする。「だから僕を誰かに残さないといけない」は、ミキがこの活動をする意味のようにも感じた。

ラスサビ「忘れない帰り道 花香る故郷で 手を繋ぎ歩く道はコンクリートで固まり 母の手の温もりはどこまでもあたたかく」

ここでぺいちゃん加わって「消えてしまうなんて僕には想像」を一緒に歌う。ハモリっていうのかな、やめすこ落ちサビ後半みたいに一緒に歌う感じ

「できない したくない」筆紅もはいって歌う

そして最後の「さよなら」の部分をミキがソロで「ありがとう」と歌った、2回。2階席のお母様に向かって。もうなにも言葉がでない。

これは本当にこの日この一瞬だけのノスタルジスターだった。

 

「BAKADEMO AHODEMO」

2部始まってからずっとそうだけど、これは何度もミキが言っているようにお母様のためのライブだったし、過去のミキと今のミキのためのライブだった。他に言っている人を何人か見かけたけど、冠婚葬祭的で、それに立ち会わせてもらったという感覚。

ただただすごいものを見させてもらっていてあとずっと泣いててもうよくわからん。

「でもというその一言に 精一杯の気持ちが込められたような」ここの日がちの強い気持ちのこもった歌い方が大好きだった。はじめてここの歌詞にこんなにハッとして、終演後友達に何回も歌詞を確認させてもらった。ノスタルジスターに引き続き、紅さんの気持ちの込め方が大好きだし、こういうまっすぐな人だからこそできるパフォーマンスだと思った。

ぺいCメロ「手を伸ばせば~〜になるのになあ~~」(推しメンのパートの歌詞は曖昧…)この最後の「ことーーー」ラストかがんで歌う歌い方、3/5フェヌュからやっていると思うのだけど、この日の情景にもマッチしていてとても良かった!うんうんって頷いちゃった

 

「そっ閉じ 青春」

イントロで体を軽々しく舞わせる4人を見ていて胸がいっぱいになった。ジジババ期でミキぺいが向かい合った振りのあとぺいちゃんがミキの背をやわらかくトントンするのも、ミキの1Aで外側向いて嬉しそうな顔で腰をとんとんするところも。

みんなそれぞれのパートがなんだかすっきりしていたんだよなあ。2部で何度も、過去に手を伸ばすような振り付けがあったけど、もうその手になにかを掴めている表情っていうのかな。とても感覚的な表現しか思いつかないんだけど…

ぺいちゃん2A、にこにこフロア見渡しながら歌っていて嬉しくなった。紅さん2B「過去は振り返ることもできずに~」ここもすっきりいい顔してた

おちサビ〜ラストにかけてもうずっとキラキラだった

 

「アンハッピーバースデー」

誕生日のアンハピは特別だ〜と思いながらむかえた。

筆村の落ちサビ歌い出し、「歳は重ねていくものだけど命はすり減らすだけではなくてきっと誰かに」ここで今まで聞いたことないくらいの囁くような小さい声でまた筆村に心を掴まれてしまった。すごい…!

そのあとのミキ「触れられてはじめて生きたいと感じて 初めて一年の短さ 大切さに気づく」縦に重なった時計の針たち、ほぼ横からなのではっきり見えた。ぺいくれはニコニコ、筆村は一緒にオフマイクで歌ってた。この歌詞を1歳また歳をとったミキが歌うことの意味よ

ラスサビ「それでも忘れやしないんだろう〜」力強い全員歌唱。そこから最後の「だってそれは痛みの出口にあなたが立っていたから」の「あなた」が、いつもならおなカマのことだと思うけど、この日は歌詞がやっぱりお母様とミキにぴったり当てはまっているような気がして、すごかった…すごいしか言えん

最後指で数えるところ、MCでぺいちゃんが11周年の話してたから勢い余って11本数えちゃって恥ずかしかった(そか)

アウトロの最後の最後、ダラランッ!!って一瞬の強いドラムに合わせて照明が暗転してチカチカチカッ!!て光って、わああって、その一瞬のきらめきにはっとした。(ここだったのかどうか自信ないけど…)

 

「言いたいことも言えないこんな世の中じゃん」

久しぶりに聞いたイントロにうわあ〜ってなっちゃった。1/23ツアー北海道ぶりのポイズン。たまにしか聞くことができなくて存在を思い出せないでいることが多いんだけど、この日これをやらないはずなかった。そしてこの日のポイズンは、4人のそのままの何も取り繕っていない気持ちのようで、なんてものを見させてもらっているんだろうと思った。二丁魁のメンバーでなく、それぞれのなかの「太郎くん」が歌ってるみたいだった。

1番、筆村がふるふる涙をこらえながら歌っていて、がんばれ、がんばれって心の中で応援しながら聞いた。紅パートに切り替わる時涙堪えてるフグみたいなプク顔がスクリーンにでかく映ってかわいくて思わずにっこりしてしまった…

サビ「でも君は笑って」で筆紅が顔を見合わせて手をぎゅうっと握り合って笑い合いながら歌っているのを見てここまでずっと涙涙だったけどもっと泣いてしまった「おまえはおまえだ」すぎてさ

ぺいちゃん2番、ずーっと顔しかめてるけど泣かないように必死でこらえて声を震わせながらも強く歌い切っていて本当にえらかったよ〜〜〜!! いつもしないけど両手を差し出してずっとラブパワー送って応援してたよ〜!泣いてたけどぺいちゃんの姿が誇らしくてにっこにこでした!

3番のミキのパート、母(きみ)に対して歌うここが、この曲が選ばれた意味だなあと思う ミキは泣かなかった!ミキーー!!3サビでちょうど日がちがかぶってミキが見えなくて、ここはスクリーンで表情を見ていたのだけど、2階席のお母様に向かって見上げて歌っていたのを見て、もう本当にずっとこれなんだけど、なんて場に立ち会わせてもらってるんだと思った

愛はここにあるよ、だった

 

ここでまた一呼吸おいてMC(たぶん…)

ミ「最後に、毎年生誕のときに歌っている、この生誕祭のタイトルにもなっているこの曲を歌います。聞いてください。『青春は何度でもやり直せるなんて嘘だ』」

 

「青春は何度でもやり直せるなんて嘘だ」

ミキ1A「この名前の〜」これを歌うときの表情がすっきりしていて、気持ちの良い顔だった。ミキが、太郎ではなくて、本当はどんな名前か知らないけど、今のミキは愛されてる自信があるように見えるし、私から立派だなんて言うのはおこがましいけど、堂々と生きているように見える。

2Aぺい「第二ボタン〜」綺麗だったよ〜!ぺいちゃんもすっきりした顔だった

「28.29.30歳〜」のところ、いつもミキが歌っていないけどリアバでは歌っていたという件(友達が詳細を教えてくれた)、気をつけていたのに気持ちでいっぱいすぎて全くどうだったか覚えてない(無能)

最後の青春の全員歌唱ももう大団円のフィナーレにふさわしかった。端っこだからフロアも横目によく見えるのだけど、たくさんの手が伸びていてそれを見るミキの顔がほんとうに幸せそうだった。

 

「以上!私たち〜!ミキ!ぺい!ふで!くれ!二丁目の魁カミングアウトでした!ありがとうございました〜!」3人が捌けていって、最後にミキだけが残る。

「ここで、二丁目の魁カミングアウトのライブは終わりで、ここからは、ミキティー本物でなくて、私個人の、太郎として歌を歌わせていただきます。」

(その前にちょっと待ってね…って端に水を飲みにいくネコちゃんミキのおしりがデカくてかわいくて笑ってしまいました)

 

「The frog in the well knows nothing of the great ocean ~カエルのうた~」

アコースティックでのミキソロ。これは始まる前にミキからのお手紙に書いてあったから知ってる。

お手紙の内容を一部転用させていただきます。

 

みんなに私からお願いがあって、母親にサプライズをしたいんです。

私が何度も見てきた最高の景色をどうしても見てもらいたくて、

サイリウムサプライズをやりたいんです。

 

その内容はアンコールのカエルの落ちサビで2階席のお母様がいるところに向かってサイリウムを振るというもの。そしていつもとは違って3番の歌詞があるから間違えないように気をつけてねということ。いつもはない3番の歌詞がどんなものかずっとドキドキしてた。

そして緊張と気持ちがいっぱいすぎて間違えんなよって書いてあるのに2番おわりで折ってしまい、必死で両手で抑えていました(無能)この哀れな姿ももしかしたら見られている可能性があるのだろうか

3番の歌詞、おぼろげな記憶

「愛されることの意味を知った

 愛される喜びを知った

 僕にこの名前をつけてくれてありがとう

 もしいつか生まれ変わってもまた僕に名前をつけて

 いつもありがとう

 ずっと大好きだ

 ずっと忘れない」

この前の青春の1Aで「この名前の由来を昔母が言ってた そんな立派に生きれるはずもない 自信もない」と歌っていたミキが「もしいつか生まれ変わってもまた僕に名前をつけて」という旨のことを歌っていて、それは間違いなくいまのミキだからこそ歌えることで、この人はなんて愛に溢れた人だろうとわんわん泣いてしまった。アイドルができる最高の親孝行なんじゃないだろうか。

ここも定かではないけど、最後の「ずっと大好きだ ずっと忘れない」もグッときちゃった。この「ずっと」は、いつか終わりが来ることをわかっているうえでのそれに聞こえた。

カエルの3番は元々あったものだったのだっけ、とふと考えたけどこれはこのタイミングで作ったもののように感じる。(「言いたいことも言えないこんな世の中じゃん」の歌われていない続きがあるという話はZeppのあとあたりになにかで聞いたような気がするけど」

そしていよいよサプライズの該当箇所。「だけれど相変わらずまた僕は誰かの〜」振り返りながら上に向かってアイドルのお母様に向かってケチャしたのなんて初めてだよ。最前端っこだったので、その光景の全景がほぼ見えたんじゃないかなあと思う。え、マジで結果的に最高の場所で見れた涙

そのパートを歌うミキは前に乗り出してさあお母さん見て!!って自信に満ち溢れた表情だったし、ステージ袖からぎこちなく振られるサイリウム3本が見える。ぺい筆紅のケチャのシルエット愛おしすぎたよ。ほかのご家族の方たちも、おそらくお母様も手を振っているのが見えた。

「それでも忘れないしんでも忘れないさ君のことだけは」これは、この日かぎりはミキとお母様のものだった。そこを歌ってるところで初めてミキが泣いちゃったんじゃないかな。

なんかこう事実を書き並べているだけでは現実に起きたこととは思えない、夢みたいな愛の光景だったな

 

曲がおわるとぺい筆紅3人また出てくる。

そしてミキ「はい!はけてください!もうだいぶ押してるので!ガキたちも早く!!」って親戚のみなさまを帰るように促して笑っちゃった。照れ隠し?

「こないださあ、親戚たちと旅行に行って、私のお姉ちゃんの子どものガキにゲームして勝ったら1000円あげるっていって13000円もとられたのよ。その3人分…あ!!やばい!!その旅行来てなかったガキも3人いるのにお金あげたって言っちゃった!!」

ぺ「良かったね!良かったね~!」

ミ「でもほんとかわいいガキたちです …早くしろよ!!」

(クソガキと会話するアットホームな現場です)

 

みんな捌けさせてから、最後に家族の話(たぶん…)

お姉さん、お兄さん、お父さん(これだけは間違ったことを書きたくないので思い出したら追記する)、そしてお母さんそれぞれに教えてもらったことの話。

「お母さんにはほんとうに愛情深い人で、愛されることの意味、人を愛することの意味を教えてもらいました。GoodAsYesterdayのなかで『大人になっていく中で僕だけの大切なものもちょっぴりだけ見つかりました』って歌っているんだけど、歌詞にあるように、私は二丁目の魁カミングアウトのミキティー本物になることで、今ここにいるメンバーと、おなカマに愛されていて、この大切なみんながいることをお母さんに見せたかったの。今日は私のワガママを聞いてくれて本当にありがとうございました」

 

 

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終わってからもずっと心がフワフワしてた。

 

私はチケットを自分で買って自分で来ることを選んだのには違いないのだけど、この愛の式典に参加することを許されて、招待してもらえたような気持ちだった。少なくともいまのミキが「おなカマ」の前でこうしたい、と叶えたライブがこれだったのには違いなくて、ありがたいことだなあと思った。

 

冒頭にも書いたけど、ミキはこの先も「ずっと 」アイドルの二丁目の魁カミングアウトのミキティー本物でいてくれるのだと思う。不思議だけど永遠が本当にあるのかわからないけどそれだけは信じられる。

アイドルの活動を続けていく・人生を過ごしていくなかでこれからもたくさんの転機や困難が訪れるのだとおもうけど、そして私もずっとおなカマでいるねとか簡単に言えないけど、去年(一方的に)した約束があるから、ここにいられる限り、ミキに大丈夫って言い続けるからね。

 

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28歳のお誕生日おめでとう。

ミキ大好き