僕のひとつだけ たったひとつ どうか消えないでね

いつか忘れてしまうなら[2023.1.6 近近感魂♪魁GAYLIVE]

 

 

 

2023年1月6日、ぺいにゃむにゃむ満10年の日。改めておめでとう!仮予定が出たときからなんでこの日が初ステージのアイソじゃないんだと駄々をこねていたけど、結果的に9周年最後の日がアイソで、当日は長くライブをできて配信もある(たくさんの人が観れるという意味で)西川口で良かったのだなとライブを見ていて思った。生誕並みにど緊張していたけど、ほんとうに生誕のような良いライブでした!5日の朝ライブの特典会までのあいだに急いで歌舞伎町のドンキまで行って、緑色のサイリウムを4本買ったので、それを持って行った。当日はずっとそわそわ落ち着かない気持ちででも仕事が立て込んでいて、ぎりぎりに家を出たら京浜東北線が遅れていて血の気が引いた。もう一本遅い電車だったら間に合っていなかったと思うから、ほんとうになんとかなってよかった…

特別な日に見た特別なライブの感想もとい日記です。

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2023.1.6

近近感魂♪魁GAYLIVE/西川口Hearts

Good As Yesterday

青春は何度でもやり直せるなんて嘘だ

そっ閉じ 青春

病める時も 健やかなる時も

アンハッピーバースデー

[MC]

He is me, too

パラレルヤワールド

ひふみよ

三原色カタルシス

ノスタルジスター

[MC]

yesterday the once more

咲顔(ぺいソロ)

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ぺいちゃんが決めたセトリと聞いていたから、ぺいちゃんのここ聞きたいを中心にセトリを予想していたけど、実際はもっともっと意味だった。ゲイアイドル二丁目の魁カミングアウトとしてのぺいにゃむにゃむの歩み。あと絶対に折るべきところでしか出したくなかったからサイリウム折るところ間違えないように入念にメモしてた(けなげ姫)ので記念に載せておきます♪人好き絶対あると思ってたのにやらなかった!

 

開場に間に合わない優しい友達がかえてくれて良い場所で見させてもらいました本当にありがとう…!たまたま生誕のBLAZEと同じ、私にとっては青春の場所です。

影ナレからもう「ぺいにゃむにゃむ10周年です!!」って言ってる。近近感魂という定期公演の場で、どのくらいの度合いでお祝いのライブなのだろうと予想がつかなくてドキドキした。
G.A.Y.のイントロとともにメンバーが出てくる。暗がりの中濃いオレンジ色の照明に照らされる人たちはセピアの写真に写ったみたいで、思い出ってこういうことなのかなっていうはじまり。1番歌い出し「遊び疲れ家に帰ると〜」からもう満ち満ちとしたかおしてる。1サビ終わりの「またどこかで君に会えたらいいなあ」ってぽつりと呟くような、歌詞そのままの気持ちのようだった。この日そういう風に感じる場面がたくさんあった。

何故だか過去ばかり振り返る

日々の様な気がしたから

隣の君を見たんだ 僕が後悔や

幸せを振り返るのは

守りたいものが

ここにあるからさ だから安心してよ

2番のここで決めていたサイリウムを2本折った。ぺいちゃんに緑色を持って手を伸ばすのは初めてで手が震えちゃった。間違ってないかなと自分の手もとをチラッと見たら、黄色と緑が混ざり合ってひとつに見える。届いたかなあ。脇目に見てもたくさん黄色の光が見えて、「幸せを振り返る〜」からくぐもって泣いちゃうぺいちゃん。守りたいものがここにあったんだろうな。涙ポロポロのぺいちゃんの肩に手をおく3人の顔がやさしい。歌い終わったあとのミキの「21世紀〜」でしゃがみこんだぺいちゃんの横顔、右頬に涙がつぅーって流れた。こんなに綺麗なものほかにない。2サビ「今なら痛いほどわかります人に何かを 伝えることの葛藤や迷い」眉八の字にして、ほんとにそうだってかおしてる。「約束を指に込めて繋いでいます」で小指を差し出した先ににっこり笑ったぺいちゃんがいてうれしかった。落ちサビ「ねえこの長すぎる歌のようにずっと」『ずっと』への切実な気持ちがすごい。ぺいちゃんの歌っていないところだけど「全部覚えておくから」の全部、でぐわって手を大きく広げてすべてを包み込むみたいにする、そのあとぐるっとフロアを見渡して、目が合ったとき泣いちゃった。「そんな僕ら未来が笑って見てる」おなかの奥からぐっと気持ちを込めてるみたいな歌い方。なんかもうぜんぶだった。

1曲目からフィナーレみたいなG.A.Y.のあと、青春のイントロがかかって嬉しかった!深い青の照明。1A「あの日は覚えてる」から1サビでずっとぺいちゃんが目の前にいてニコニコしてるのを懐かしく見てて、何度このぺいちゃんを見てきたんだろうって気持ちになって涙ポロポロになった(生誕のときと同じ現象)。「出会うもの全てがキラリ儚く輝いた」噛み締めるみたい。2Aのぺいちゃんのパート本当に大好きだけど意味というよりはその儚さとか美しさがすきで、でもこの日「青春時代を捧げた」でなんだかすごく歌詞がまっすぐ届いて手を伸ばしながらぐっときた。「青春時代」って一般的には10代のことをさすのかもしれないけど、ぺいちゃんのこの10年間もひとつの青春時代だったんじゃないかなと思ってしまって。改めてそんな長い時間ぺいにゃむにゃむでいてくれて感謝しかない。Heartsのスモークが結構好きで、Cメロに入る前に青暗い中に立ち込めたもやの中目を凝らしてにっこり笑うぺいちゃんの表情を追った。「手を伸ばしたくなるような」で伏せた顔、目を閉じて口もとは笑っててたまらないってかおしてる。落ちの百恵さんのところで太陽光みたいな明るい光が奥からさしてまぶしい。青春の照明って一曲通していつもこうというか、一貫してることが多くてそれが大好きだなあ。「青春はやり直すものじゃなく焼き付くものなんだ」で眉八の字にして言葉を伝えるように優しく歌うぺいちゃん、この日ばかりは目の前にいるぺいちゃんだけ見て手を伸ばしちゃった。「あの日の僕ら」指びしってしたときのくしゃっとした笑顔が眩しい。何度も書いた気がするけどここで振り付けでなくぺいちゃんだけがびしっと前を指さすのほんとに大好きだよ。

そっ閉じのイントロが流れる。青春は濃い青の光だったけど、若い青と緑が速くちかちかしている。近いライブで1月3日の2部制のフリーライブがものすごく良いライブで、なかでも特に1部のそっ閉じがワンマンライブのように(ワンマンライブだが)抜群に良かった。イントロの振付のところから意識が通ってミキとぺいちゃんが出会って、4人になるまでの軌跡が目に見えるようですごくて、その日ミキにそのことを伝えたら「っっとにアンタ!そうなの!!わかるぅ!?」って興奮気味に返されて笑った。振りの強さでその日みたいにも感じたし、10周年の記念の日にもっと気持ちがいっぱいになったようでもあった。1サビ「もう一度君に会いたい」びっくりするくらい切実な歌声。さらにその後の「あの瞬間は!!誰も!消せやしない!!」の気持ちが強すぎて言い切るみたいで本ッ当に超良かった!!うわああって声出ちゃった。「ずっとここにあるから」ってほんとにそうだね。思いが強すぎてその強さに当てられちゃった。

ここに居てはいけない気がして

街へ飛び出し人々の群れで

とりあえず笑って たくさん笑って

でも孤独になるだけだった

2番のここでも2色折った。ぺいちゃん歌詞にぐっときて泣いちゃう。自分で胸をとんとんしながら、くぐもった声でもなんとか歌い切った。さすがに愛しすぎた!そのあとの日がちの声がいつもよりすごく優しく聞こえた。良い後輩だなあ。日がちのパートはミキから日がちへのラブレターのはずだけど、「でもこの涙もこうして君に出会うための過程だったなら」が後ろで泣いてるぺいちゃんに重なっちゃった。涙を流しながら優しい顔で大事に手をひきこんでた。2サビ「そんな日々が僕を強くする!!」ここも強かった!「そっと閉じたままで」のミキのハモリが優しくて綺麗だった。Cメロの「笑顔の日悲しくて」の『笑顔』の言い方が、言葉は笑顔なのに泣いてるみたいに聞こえた。このとき背中しか見えないけどどんな顔していたんだろう。

あの日の希望と出会えた運命が

これまで重ねてきた出会いが

これから起こる大きな悲劇を

そっと拭ってくれるから

歌詞すご!!意志の強いはっきりした歌い方。このあとの「きっとどこかで会えるから きっとどこかで待ってるから」、ここを1月3日も振りなしで歌うようになっていて、この人たちの本心で切実な気持ちなんだろうなと受け取りました。ミキさんの歌詞って「ここ」「どこ」「あの日」とかのこそあど言葉が多くて、それによってその時どきに合わせたいろんなものを指すことができて、だから人によって違う感じ方もできるし、ライブがライブである意味があって、すごい!そっ閉じはとくにそれが多くてこの曲である意味だなあと思う。ぺいちゃん「眩しい明日が来るからぁ〜」のビブラートきれい。そっと閉じるときの顔、今まで重ねてきた積み上げてきたものが誇らしいような良いかおしてた。

やめすこ。「君の本当にすきなもの」、「この地球ではみな同じには幸せになれないことを知った」黄色いスポットライトがぺいちゃんを照らす。「ならせめてこの瞳にうつる〜」ずっとまなざしが優しくて、ぺいちゃんそのものだ〜と思った。ミキの落ち「ねえ生きてみませんか〜」八の字眉でちょっと泣きそうになってる。ラスサビ「ねえ生涯誰と共にするかなんて今はまだなにも想像できない」も沁みてるように見えた。この日はなんかやっぱそういうとこばかりでぐっときてるように見えて、ぺいちゃんの素直な願いが出ちゃってるのかな。「その日まで少しずつだけど強くなりながら前向いて生きてみてほしい そこにはきっと隣に僕もいる」これってさ、ほんとにぺいちゃんが歌うのがぴったり!

ねえ メグリアエタ それだけで

たった一つ 思いがここにある ちゃんとある

ここで目の前にぺいちゃんがいて、いたく優しい顔をしてて泣いちゃった。自分の手を伸ばした先に見える人を見て、ほんとにここにあるんだ、って思った

アンハピ。イントロで暗い中に照明が激しくチカチカなっていて、一瞬のまたたきみたい。年月を重ねてゆくという曲なのに、この曲がいちばん刹那に感じる。「一年また一年 経つたび責任や孤独」でこの日はまたこれもぺいちゃんのことだ、と思った。歌っていないところの振り一つひとつが丁寧でビシッとしてて目が離せない。1サビ「誰も私を見透かさない」で顔をしかめて苦しそう、そこからの「わかってくれない信じてくれないなんて嘆く相手もいなあ〜い!!」必死ですごかった。ぺいちゃんの喉フルボルテージ。なのにそのあとの「蓋をして溢れそうな感情」はすんと静かで切なくなる。「気づくと痛みに慣れすぎてそんな痛みではビクともしない間違った強さを手にした」で歌詞を噛みしめるようなかお。2サビ「知らない感情に触れたぁ〜いつも以上にぺいちゃんの声がはっきりきこえた!なんでだろ、気持ちの強さかも。Cメロ日がちの「ひとつひとつ」が言葉以上のものに聞こえてすごかった。「夢や希望という〜」からミキぺいが顔あわせたときの顔。二人ともくしゃって笑って本当にさあ!!関係性だった、ずるい!落ち「歳は重ねてゆくものだけど 命はすり減らすだけではなくて」の筆村がふるふるしていて泣きそうに聴こえてとても好きだった。ミキ「触れられて初めて〜」のところで秒針ちゃんにこにこ良いかおしてる。畳み掛けるようなラスサビ。「これからも歳をとっていくけれど〜」強くて、気持ちの波に溺れそうになる。「苦しかった日々も孤独な時代もあの痛みさえ忘れない」意志が強くてはっきりしてる。4人が中心に向き合ってかがむところ、自分の位置だとちょうどぺいちゃんの背中が正面に見える。この背中がとても大きく感じることもあるんだけど、この日はこの小さな背中にたくさんのものを背負ってるんだなって気持ちになって不思議だった。全部を出し切るように歌いきって、アウトロの指を数えるところ、息を切らせて肩を上下しながら超いいかおしてた。最後に手を握りしめて胸にあてて大事そうにする。

 

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近近感魂のいつもの長いMCへ。(自分のメモも兼ねています読まなくていいです!)

「ありがとうございます10周年でーす!」ぺいちゃんがセトリを考えた話。10周年にできたG.A.Y.表題曲を順番に、ぺいちゃんの歩みが見える、加入から歴史を感じるようなセトリ。去年の2月のツアーファイナルでも同じように組まれた部分があったけど、この日は自分がぺいちゃんのここ聞きたいと思ってた曲だ!という意識が強くて、それをそのまま並べるとぺいちゃんの歩みになっているんだ!と気づけて、すごい!となった。ぺいちゃんのしめ縄(しめ縄だっけ?)勢い余って取れちゃった。ミキさんはくれちゃんにつけてもらってるらしい。筆「きっと思いが溢れてとれちゃったんですね」ぺ「でもそれが私らしいよね」

「私は10年前の今頃は緊張してるふりをしてた、ステージに立ったらいろんなことポーンと忘れちゃったのは覚えてる。」ミ「あのときのことってさ、今でも鮮明に覚えてるよね。ステージ前は楽屋で踊ってない曲を聴いてた」ぺ「ミキティーはアイソのVipルームの金のソファに座ってかがんでた、今思うと責任とか感じてたんだなあってわかるけど、あの頃はミキさん緊張してるんだな〜とかしか思わなかった、ステージに立ってから初めてグループの責任を感じるようになった」

筆「そのときも見てみたかったですね」ミ「結構ヤバいやつだった」ぺ「引くよ!多分!ある程度大人になってから出会って良かった、多分当時出会ってたら誰とも仲良くなってない」ミ「オンリーワンの人だったから」ぺ「人と同じ土俵に立つのが嫌だったの。破天荒な道行けばみんなと比べなくて済むと思ってそうやっていたら、ある時孤独を感じたの。そしたら、そっ閉じを歌いながら泣いちゃったの…」といいながら泣いちゃう。ミ「当時一年くらいたってからグループの良さを知ったと言ってくれた。人と歩みを合わせるのが大変だったけど、幸せも知ったって。弱い部分を補いあえて、グループってそういうものなんだって何年か経ってから言ってくれたのが嬉しかった」筆「ミキさんとぺいさんがグループとしてそういてくれるから、僕たちもそうやっていられる」紅「道標としていてくれる、お二人を見てるとこの先もずっと笑顔でいられるんだって思います!」ぺ「ふたり(筆紅)は10年中の2年とちょっとしか一緒に過ごしていないけど、それを引け目に感じないでほしい。これはおなカマにも言えることで、出会った年数を引け目に感じないでほしい。顔を見るとほんとうに一人ひとりとの思い出があって、それがあるからわたしはステージに立っていられます。」ポロポロ泣いちゃうこの時のぺいちゃん、10年を迎えて今まで見てきたなかでキャリアある姿のはずなのに、今まで見てきたなかでいちばん子どもみたいなべそべそした泣き方で、なんかとてもいとおしくて可愛かった

筆「いちばんはじめの髪型はショートだったじゃないですか、なんでそうなったんですか?」ぺ「切らなかったらこうなったの、ちょっと伸びてウルフにもしてた」ミ「美容院代をケチりはじめたのよ!どんどん長くなったら、長いのもいいじゃんてなった。昔のボブのときもオンリーワンだったけどなんか変わったよね、今も違うオンリーワンになった。どっちもヤバいけど笑、すごいサイコーだよね!!」

ぺ「時代から逃げてるの笑」ミ「そうだよね、ああいう(ぺいちゃんと同じ)感じが流行りだしたら、もう逃げるように変える」ぺ「そうなの、今のちょっとしたギャルブームもそう!ゲイギャルって私のほうが先に言ってる」筆「時代の魁だ!次はゲイ清楚とか?笑」 紅「それはちょっと急に言われたらびっくりする笑」そうだね

ミ「そのうち黒ギャルになるかもしれない!」筆「坊主ギャルとかもある」紅「真ん中だけ剃って落武者とか?」ぺ「ちょっと太って相撲ギャルとか、まわしとか…笑」ミキを見て笑ってた、失礼♪ 筆「僕たちも10年迎えたらもしかしたら髪伸びてるかもしれない!」ミ「てかあんたたちが10年迎えたらうちら何歳なの!?」ぺ「練習午前中になったり朝ライブの方が増えたり、ラジオ体操の種類増えて第二までやったりするんだよ笑」筆「そのときそのときの良さを出したいですね!」

ぺ「ちょっと真面目な話していい?

10周年だからと思って、G.A.Y.の歌詞を昨日の夜見てて、『そんな僕らを未来が笑って見てる』ってすごい良い歌詞だなって思って。楽しいこととか嬉しいことが起こったあとって悲しいこと・寂しいことが起きたりするじゃない、でも未来の僕らって自分でしょ?未来の僕らが笑って見てるって、今の自分ってことでしょ、それってすごいことだなって、良い歌詞だなーって思ったの」

ミ「やっぱり生きてると色んなことあるじゃん、おなカマもメンバーも色んなことあるじゃん、10年前を振り返ったときに、今その時一緒にいる人と、そのとき辛かったこととかも笑い飛ばしてお酒を飲みながら笑えるような、そんな雰囲気でつくったの。」「過去を振り返ることが悲しいことでも、今になって笑うことがある」ミ「今の四人になっても悔しいこととかたくさんあったじゃん、でも今になったら笑えるような。」ぺ「ほんと、天才!!」

ぺ「時系列を追ったようなセトリを歌ってみて、当たり前のことだけど、二丁魁の曲って二丁魁の歌だなって思った」

筆「はじめはカバー曲を踊ったり歌ったりしていて、いちばんはじめはカエルのうたじゃないですか、自分たちの曲を初めて歌ったときってどんな気持ちだったんですか?」

ミ「できたときは百恵ちゃんと3人だったんだけど、ぺいちゃんも百恵ちゃんもパートがない方がいいって言ってた。百恵ちゃんはあたし歌えない、あたしだけ口パクにしてとか言ってて。だからぺいちゃんも遠慮がちで、あたしのパートが必然的に多いのよね。でも、ぺいちゃんの2番のパートはめちゃくちゃ練習したよね!はじめは歌になってなくて、声だった」ぺ「うん、練習したの覚えてる」ミ「当時はBiSのnerveとか歌ってて、それを歌うと盛り上がるんだけど、カエルを歌ったときみんな知らないから全然踊ってもらえないし中指立てられてた。けど、自分達は世界一の曲だって思って歌ってた」ぺ「悔しかったよね、でも負けないで歌い続けて良かったって思う」

ミ「耳すまができて、ちょっとずつお客さんたちが二丁魁いいじゃんってなってきて、そこから(ぺいちゃんが)煽るようになったんだよね」筆「確かに昔の映像を見ても、ぺいさんどっちかっていうとフェミニンな印象でした、今はロックな感じなのに意外だった」ぺ「悔しかったのよ、」ミ「そう、なんかのライブのときに耳すまで、悔しすぎて叫んでたのよ、その時からもう殻を破ったみたいになった!その時からキャラとかこうしましょうじゃなくて、ライブで情熱的にその時の気持ちを伝えようって変えて行ったの」ぺ「悔しかったことたくさんあるよ。カエルなんて、はじめはそれこそ誰も知らない曲ですテキトーに踊ってください、とか言ってたし、終わってからもどーもすみませんでした!って逃げるようにはけてた」わたしは「すみませんでした」が「ありがとうございました」に変わったときはこの人たちのこともう好きでいて、そのときのこと超よく覚えてる。誇らしくて嬉しかったな。

ぺ「今はどうよこの愛の光景!って思いながら歌ってる!!」筆「サイコーのアイドルだぜ!って思って立ってますもんね!」「まだまだこれから!どんどんいい方向に成長したい 成長していきましょう!」筆「2023年は攻めますからね!スタートをきってく!がんばっていきましょう!」ぺ「うん、私も10周年を迎えたけど、初心に戻ってひとつひとつのライブを大切に、縄もしめたし!聞いてくれる人が、私を初めて好きになってくれたときの気持ちを思い出してもらえるように歌を届けたいです」

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後半はじまりはHe is、これもぺいちゃんの軌跡だ。暗い青っぽい照明のなか「過去に縋り付く未練なんてないし」歌詞にはっとした。一曲通してなんだろ、気持ちの重みがすごかった。でもパフォーマンスは軽やかなところも多くて。1サビ「未来が存在することぉ〜知っているからぁ〜」の歌いきりがきれい。まっすぐですっきりしてた。そのあと間奏のダンスで筆と顔合わせるところ、わあって目を見開いてかわいい顔してるのが正面に見えた。筆どんな顔してたんだろ〜。2番のあいだもまわりを舞いながらにこにこしてる。対角線上にいる日がちと目を合わせながらひとつになってた。「曲がり角でこの道を〜」ぴょん!てジャンプ、羽が生えてるみたいに軽かった。間奏でマイクを置く時の笑顔が良かった、床に丁寧に置いて、小さくコトッて音が聞こえる。Cメロで水をぱしゃぱしゃさせるような光の中、床に着くぺいちゃんをずっと見てた。ばって上に手を上げるところの勢いがまっすぐで、目を閉じて笑ってるの、人間じゃなく別の生きものみたい。綺麗だったあ。落ちサビ、ぺいちゃんが選んできた道が正解だって思えるような歌。(生誕でも同じように感じた気がする)意志が強くて、歌いながら泣いちゃうけど歌いきる。「靴紐を結びなおし寄り道しよう」でミキと顔合わせていて、ふとジジババ期のこと思い出した。あんなこともあったね、みたいな解けたかおしてた。

パラ。「まだまだ盛り上がってくよ西川口ハーツ!!パラレルヤ・ワールド!!」強い曲振り格好いい!ダンスキレッキレ。1番「全て変わったように見えるけど何一つ変わっていないのか〜」ぺいちゃんと出会ってからこれまでのことを思って歌詞が沁みた。ぺいちゃんの目線は強くはっきりしてる。1B「今のまま子供に戻れたらぁ〜」険しくて超かっこいい!!1サビ柵に足掛けてぐわっと強く「今の僕があるんだからぁー!!!」気持ちいっぱいだった!!大好き!!「目の前の人を」でバッて手をさしだすのがいつもより強くまっすぐに見えた。2A「ずっと一緒と思ってた人 年数回振り返る事ある」強いけど眉下げて少し寂しそうな切なげな表情が一瞬見えて、そのあとの日がちのとこは肩動かしてノリノリになってる。2サビ「眠れない日がくるんだからあ〜!!」手を上にのばす。間奏のダンスから勢いがさらに増してすごい。「来年の今頃にも!!!」が強くて激しい。「洗い流すんじゃないんだそう」険しい。「この涙で塗り替えていくんだ」で笑ってる。「ほら続きを」目の前にぺいちゃんがしゃがんでくしゃって笑ってるの可愛くてニコニコしちゃった。「何一つ変わったのかわからないぃ〜」ミキぺいーー涙 「今はそんなことどうでもいい」でステージ際まで前に出てきて息を切らせながら最後のポーズ。今まで起きた悲しかったことや大変だったことも全部が、この人がこの人であるために必要なことだったんだなって思えるような。

パラの立ち位置のままひふみよのイントロ。ひ!ふ!み!よ!で左からぺい筆くれミキの順に一音ずつ曲振り。これエコムスフェスの時は青春→ひふみよだったから後ろ姿からの振り返りもあったんだけどこの形もめっちゃ良いですね!!ひふみよってほんと、拙い言葉で感想を書くのがむずかしくてこんなんじゃ伝わらないよって嫌になるんだけど書きます。ぜんぶまっすぐ気持ちだった。「記憶とは一人ひとつ用意されたタイムマシーン」つらい、抗いみたいな歌い方。そのあとの紅さん「あの窓はどんな形?」糸が綻ぶような歌い方が大好きで目ではぺいちゃんを追ってるのに耳ではっとした。2サビの筆の「誰が嘘か判断できなくなってる〜」もそう。泣いてるみたいな歌い方。間奏ひとつ〜ふたつ〜って変身バンクのところ、この日はずっとニコニコして見えた。落ち、泣きそうになるのを強い歌声でかき消すような歌い方、強く在ろうとする大好きな大好きなぺいちゃんでした!!「君の好きなところの方がたくさん数えれる」あなただよ、あなたのことだよ!!っていう必死な訴え。「つまり幸せなんてそういうこと?」生誕ではハテナが取れたような強い口調だったけど、この日は歌詞の通り歌いきりながらも、そういうことだよ!!って伝えようとしてるの、伝わったよ!!「それは僕にとっては今日までの記憶さ」身振りもて強くてこれも気持ち。ぺいちゃんの今までの積み重ねてきたすべてだ、ここまで力強い訴えだったのに、最後の「僕のひとつだけたったひとつどうか消えないでね」は消え入りそうな、ぺいちゃんの必死な願いだった。これをこの日歌いたかったんだろうな、歌ってくれて嬉しかったよ!

まっすぐ前を見て指をたたんで強く握りしめて、三原色のドラムロールイントロ流れて血が沸騰した。友達(警察の方)と始まる前に三原色は昨日(1/5)やったしやらないと思うって話してたのにやるんかーい!!めっちゃ嬉しかった!!1B「まっすぐなんて進めなぁ〜い!!」体を反りながらミキと顔合わせて嬉しそう。「生まれた時から決まってたんだろ!?」強!!ミキのパートだけど「千年経っても『ひとつ』諦めない」が目の前で、目の奥が燃えててまっすぐな気持ち伝わって崩れ落ちそうになっちゃった。「たったひとつどうか消えないでね」のあとに「ひとつ諦めない」ってやばすぎない?ぺいちゃんがそこを意識してセトリを組んだかはわからないけど意志の強さにクラクラした。2A「なりたいものになれましたそう簡単にはいきません 自然に生きることさえも服用必須の時代です」ここ超良かった!!いつもは激しくて怒ってるみたいな感じの歌い方でそれも好きだけど、眉下げて歌詞を噛み締めながら色々思い返してるんだろうな〜って歌い方。ここはいつも見ながら自分も暴れちゃうんだけどまっすぐ手を伸ばした。幸せに手を伸ばした瞬間の顔必死に見ようと屈んだけどここは鼻しか見えなかった。間奏のパン、パパンでサイリウムを用意しながら、またこの光景が見れるの嬉しいな、って思ってたんだけど、とんでもなかった。

キレイキレイなこの景色を

いつか忘れてしまうなら

この「忘れてしまう」のところでぺいちゃんが首をぶんぶん振りながら歌う。そんなことある!??この日一番感動したのはここでした!!これを本当はその日に伝えたかった。ぺいちゃんは与えられた歌詞のまま歌っているのに、忘れたくないんだって気持ちを、こんな抗うように歌う表現があることを知らなかった。その強い気持ちが自分と同じすぎてびっくりして泣いちゃった。ぺいちゃんはいくつもファインダーに収めてきたのであろうその光景をひとつひとつ忘れたくないんだろうなって。(と勝手に思い込んで書いてるけど合ってますか!?)指でつくったファインダーをパッて解いてぜんぶを取り囲むようにしてくしゃっと笑う。その後のジャンプも大きくてバン!って足を鳴らすように強い着地。「黄色く光る明るさでほら笑いかけるいつもそばに」強くてまっすぐ、「そばに!!」で全部出し切るみたいに両手でマイクを持って歌う。このあとの「弱い弱い僕だけど!!」も必死に立ちながら強くて、なんかもうすごい三原色だった。本当に聞けてよかった。

最後のラララ、で握りしめた拳がノスのイントロでほどける。歌い出し「いつも自然に笑ってたような」で泣きそうになるのをぐっとこらえる。ぺいちゃぁ〜ん 2サビ「多くの思い出がぁ」はかない歌いきり。「この一瞬を永遠に残すことはできない だから僕を誰かに残さないといけない」でせつない顔する。ラスサビ、「忘れない帰り道 花香る故郷で」ここからサビの振り無しになって立ちで歌ってる。ミキが歌ってる声のなかフロアのおなカマをよく見渡して、ぺいちゃんは歌っていないのにだんだん眉が八の字になってぐすっとした顔になってくもんだからそれが可愛くて思わず目の前のぺいちゃんに手を伸ばしちゃった。「消えてしまうなんて僕には想像(できない)」泣いちゃって歌えなくなる。さよなら、でも首振ってた。2回目の「さよなら」が消え入りそうで、これも三原色の「忘れてしまう」みたいに、抗いの言葉に聞こえた。さよならなんてしたくないんだなあ。「誰かを愛しその心に居場所を作りたい」ぺいちゃんに集まるたくさんの手と光を見て、ポロポロ涙がこぼれ落ちてた。涙がほっぺを伝うのがはっきり見えた。ぺいちゃぁあ〜〜〜ん

ぺいちゃん「せんきゅ〜!」かわいい。ミ「すごい、あなたの居場所、この心(フロアをさす)にたくさんありますよ」ぺ「そうなの、本当にそうだったの。この光景を見てたら、来てくれた人や、配信で見てくれる人もいて、私の居場所もみんなの心の中にあるんだなって。さっきも言ったようにわたしはずっと孤独を感じてたんだけど、たくさんの人の心のなかにたくさん作ってきたんだなって、いっこいっこ、それが一気にドンとできたんじゃなくていっこいっこ増えてきたんだなって、それを考えてたら最後の1フレーズがすごくグッときてしまって。でも、なかなか上手く歌えなかったけど、届いてたらいいなって思います」ミ「逆もそうだよ、あなたたちの居場所もここにあるよ」ってミキがぺいちゃんの胸に手を当てる。ほんとにそうだよ、ってまた一人ひとりの思い出があるよって話。「私なんかって思っちゃうかもしれないけど、お互い様だけど、そんなことないから、安心して一緒にいてくれたら嬉しいな」

前日(というか当日の朝)に生誕の感想+気持ちのブログを書いたのだけど、多分まだぺいちゃんは読んでいなかったと思うのだけど、話してくれたことがブログに書いたのと同じようなことで、気持ちが同じなんだなあって勝手に嬉しくなっちゃった。

筆「ぺいさんの10年も、ぼくたちの2年も、二丁魁の12年も何ひとつ間違ってなかったんだなって思う日ですね」

ミ「後半は未来を感じるようなセトリで、ライブしてて「来年の今頃にも僕は泣いているだろう」で、一緒にいましたよ!ちゃんと!色んなこと一緒に乗り越えながらずっと一緒にいるんだなって」

ぺ「もうすぐグループとしては12年を迎えるんですけど、そのときも今いる人、いて欲しいな。やっぱり、今まで10年かけてたくさんの人とのたった一度の出会いもあるけどたった一度の別れもいっぱい経験してきて、何度経験しても寂しくて、来年も再来年も10年20年先、今応援してくれる人が誰一人別れを経験しないで、一緒に歩んでいきたいなって思います。だからみなさん、私が失礼なこと言うときもあるけど、そこで別れないでください。笑」べそべそ泣きながら言ってた。これはこの日の歌でもすごく伝わったよ

「yesterdayの歌詞にもあるじゃん、誰一人消えないでって、あの曲できたの6年とか前だけど、毎日思うよね、本当に心からの願い」ぺ「ほんとだよ、グループの規模がどう変化しても、誰一人消えないでほしいし、約束の言葉じゃないけど、僕らもう出会えたから、それを信じて、一緒にいたいなぁ〜って思います」ミ「誰一人消えないでっていうのは、みんなの心を繋ぎ止めるには、私たちは歌うことでみんなの心を離さないことしかできないじゃん、それがアイドルじゃん、だからこうやって、誰一人の心も繋いで、手も離さないで、ぺいちゃんを信じて、みんなで手を繋いで歩んでいきたい」

ぺ「最後の曲です、今日はこの曲を届けたくて、この曲を贈りたいと思います。これからもほんとにほんとに、一緒に、共に歩んでいきましょう。yesterday the once more」

オレンジの濃い光でステージが埋め尽くされる。これが始まりのG.A.Y.とほぼ同じような照明だったと思うんだけど、G.A.Y.は過去からこれまでで、yesterdayはここから未来へ、繋がるみたいに感じた。ずっと気持ちいっぱいだった!1サビ「昨日と同じでいい 誰一人消えないで」強く手をのばして広げて囲んで、ぎゅっと胸元に集めて離さないみたいにする。心の底からの願いだった。「もし会えなくなったとしてと昨日と同じようにどこかで笑っていて」って切ない歌詞だなあ。落ち「遠くに行ってしまいそう 怖いと君が言うけれどでも大丈夫僕らもう出会えたから」ここいつも体を左右にゆらゆらする振りと一緒に3人ともオフマイクで歌っていること多いけど、ぺいちゃんは踊らないでミキに寄り添って一緒に歌ってた。「大丈夫」って顔しかめて自分に言い聞かせるみたいにする。「忘れないで覚えていて!!」強くてまっすぐな気持ちだった!!そのあとのいぇーーの顔、ふっきったようなすっきりした顔。「繰り返そう、繰り返そう」でブンブン手を振る。「歩こうか 歩こうか」みんなで歌ってるのにぺいちゃんの声が強くてよく聞こえた。そのあとアウトロでハートぎゅんぎゅんつくっててこれでもかって伝えようとしてた。かわいい〜!くしゃっとした顔。yesterday歌うときって多分気持ちでしか選んでいないと思うんだけど、この日本当にそれでした。

歌い終わったあとのミキ「いい歌!!!」って叫ぶ。ぺ「ほんとまじでそれな!!この曲があってよかった!二丁魁があってよかった!!」ミ「ぺいちゃんがいてよかったー!!」筆紅「ぺいさん10周年おめでとー!!!」大団円!

ぺ「毎日ステージに行こう、立とうと思えるのは本当に本当におなカマのおかげです。何にもなかった私をそうやって必要としてくれて、居場所を作ってくれて、本当に私にとって、あなた、あなた、本当に一人ひとり、ほんとだよ、あなたが必要です。これからも本当によろしくお願いします。グループとして、ここからは数字に捉われないで、にちょがけの一員として、メンバーとして、これからも続けていきます!なのでみんなもおなカマ続けてください!!」

「 最後にもう一曲、今回セトリを決めるにあたって、ミキティーが、ぺいちゃん、あの大切な咲顔は歌わなくていいの?って聞いてくれたの。私は、歌いたいって言ったんですね。昔だったら考えられなかったけど、貪欲に欲張りに行こうと思って!宝物のような、というか、宝物ですね。最後にこの咲顔を歌いたいと思います。」この話でぼろぼろ泣いちゃった。

ハッピーな方の咲顔のイントロ。3人は後ろに居てくれる。「みんかおなカマ絶対やめないでね!私もやめないから!咲顔!」聞けると思ってなくて、嬉しくて、言葉にならなかった!振りなしで自由にたち振る舞って歌っているのだけど、1サビ「僕が水が足りない日 君が折れちゃいそうな日」のあと「お互いわかっちゃうんだよね」でたまたまぴったり目が合って、自分に言われてるみたいで泣いちゃった。「大好きな人に会いに行こう」でフロアだけじゃなくメンバーにもぐるって手をまわして一回転する。ぺいちゃんらしい。落ちサビ今度は泣かないで歌えた〜!「服を着よう」で衣装の肩のところ持つ、かわいい。「今日もがんばったよたくさん褒めて、ね♡」の顔ほっぺに手を当てていて、かわいいーーーー この咲顔が一番可愛い!大好き!咲顔、はじめから終わりまで全部、宝物です。ぺいちゃんに咲顔を作曲して、歌詞を書いてくれてありがとう。

はじめにも書いたけど、ほんと生誕みたいなライブで、晴れの日でした。ずっと忘れないと思う。



この日に伝えたいことを伝えるために(自分にとっては)普段撮れない枚数のチェキを撮ってもらったのにそれを活かせず全然うまく伝えられなくて、帰りながらめちゃくちゃ落ち込んで駅のホームにいたら、京浜東北線が人身事故で止まってしまい、帰宅難民になりかけて、その場に居合わせた友だちとタクシーで赤羽駅まで向かった。あんなラブのあとになんでこんな目に!?となったけどこれもきっと数年後未来が笑って見てる、なんだろうね

電車が来なくて途方に暮れている間にしまう暇もなく会場からずっと手に持っていたチェキを眺めていました

 

 

 

 

特典会で伝えきれなかったことを書きます。

わたしがぺいちゃんに出会ったのは5年半近く前で、当時はきまるさんと白ちゃんがいる4人体制のときだった。2回目に会いに行ったのは白鳥さんの生誕祭で、実際に出会う前から私の中ではもう推しはぺいちゃんでしかなかったんだけど(もちろん本人にそれは伝わっていない)、白ちゃんの生誕だから悪いかな?と思って囲みチェキしか撮らなくて、そしたら帰り際ぺいちゃんに「私人気なくてツーショ撮る人少ないから、次は撮って」と言われた。そのことがすごく悲しくて今でもよく覚えている。MCでミキぺいが話してくれた、まだ自分たちに自信がなくて「私なんか」って思うような過渡期だったのだと思う。2021年のぺいたん360°ではもう愛されてることを知っていて、自信に満ち溢れてたけど、そこに至るまでもほんとにいろんなことあったね。私はぺいにゃむにゃむ人生の中の半分くらいしか見られてはいないけど、ぺいちゃんがひとつひとつ積み重ねて自信をつけてきたこの年月を見られてこれて良かったと思います。本人にも特典会でこれだけは伝えたけど、こういうグループの定期公演の場でソロ曲を歌うなんてことはきっと出会った頃のぺいちゃんだったら絶対していなくて。だから、歌ってくれて嬉しかった!

ぺいちゃんは昔の自分のことを「私なんて」って言うけど、環境が変わることを嫌って人と足並みを揃えることが苦手だったあなたが、二丁ハロに入ろうって決心してくれただけで私にとっては希望だし、その時の太郎くんにありがとうって言いたいです。

あと、上に曲ごとに細かく書いた通りだけど、この日のライブでぺいちゃんの「忘れたくない」「誰もいなくならないで」「消えないで」「ずっと一緒にいて」っていう気持ちが、痛いほど、めちゃくちゃ伝わりました。去年の12/25クリスマスのなんばHatchのライブのあとにミキが「自分が選んで見た日のライブが1番最高だったと思ってもらえるように、全部のライブを最高にしたいな。」と伝えてくれて、その後のライブからも、4人から、「全部を最高にする」って気持ちがすごく、伝わっています。そのあとのキャスでミキが「人生どんな事があるかわからない、ずっと一緒にいたいと思っても、いろんな事情でもう来れないとなったときに、最後に見たライブが最高だったって思ってもらえるようなライブにしたい」と伝えてくれて、「毎回を最高にしたい」の言葉の裏にあった意味を知ったときに、なんて人たちだろうって思った。

わたしもずっと一緒にいたいけど、前にブログに書いたように、私達は摩訶不思議な関係だから、私がこの足で会いに行かなくなったら、会いにいけなくなったらそこで終わりです。私だってずっと居たいって思うけど、この先ずっとアイドルでいてくれることをわかった上で、自分の未来がどうなるかってわからなくて。自分の意志でもそうでなくても、もしかしたらこのまま居られなくなることがあるかもしれない。だからこそ今は、私自身も毎回これが最後になっても良いようにという気持ちで会いに行かなければと思ってます。これを読んだらぺいちゃんは悲しくなっちゃうかもしれないけど!ごめん!でも、このひとつ前の生誕の記事にも書いたように、出会ったときからずっとわたしの心にはぺいちゃんが居るし、ぺいちゃんの心には私が居ると思うので、そのことを忘れないでね。

10年間ぺいにゃむにゃむで居続けてくれてありがとう。ほんとうに大好きだよ!