僕のひとつだけ たったひとつ どうか消えないでね

8/27をうけて

ほんとうはいつものように長々と感想を書きたいところだけどストロベリーステージを迎える前のいまスピード重視で伝えたいことだけ書き留めています。

入場規制のかかったぎゅうぎゅうのパイナップルステージ、ギラギラとアトジャへの気合を感じてやっぱりこの二日間はそうだよね!!って気持ちが高まった。こういうギラついたライブはなんだか久しぶりでこちらもめちゃくちゃ呼応するようにぶち上がっちゃいました。瞳の奥が燃えてたのがわかった。三原色の「黄色く光る明るさでほら笑いかけるいつもそばに」そばに、が強かったのが嬉しかった。中間の特典会で「もう優勝した!」と言っていたけどほんとそうだったね!

でんぱを途中で切り上げて急いでキウイステージに向かったら残り2組なのに後ろまで人がいっぱいで驚いた。入場規制されなくてよかった。前のグループが終わってぞろぞろ人が動いたときにどこで見ようか迷って入れたのが3列目の下1、これは運命だったのかもしれない。

影ナレ後すぐ入場して「聞いてください、ノスタルジスター」であ…ってなった。二丁魁に何度も連れてきてもらった横浜アリーナにまたしるしをつけてもらった。パイナップルステージでのメラメラ気合いが入っているのを見てこういう大型フェスだととくにおなカマとしてこの人たちを応援するためにめちゃくちゃ盛り上げなきゃ!!って使命感が発生するのだけど、結果的に4曲とも涙止まらなくてほぼ何もできなかった。フェスでこんなになるの初めてかもしれない。「描きとめてみたい君を」で奥に手を伸ばした先にぺいちゃんがいたこと幸せだった。ラスサビの「さよなら」を2回言うようになってから、さよならに対してケチャをすることにずっと違和感があって。(どちらかというとその前の「消えてしまうなんて僕には想像できないしたくない」のほうが手を伸ばしたいところである)それでもぺいちゃんの見せ場としていつも手を伸ばすのだけど、この日「さよなら」に抗うように上に手を伸ばしてくれたのが希望だった。だからわたしも同じように手を伸ばした。毎年そうだけど、ぺいちゃんに出会った記念日のすぐあとにアットジャムがあって、今年も自分にとっての周年の気持ちにあとを引きながらこの晴れ舞台に臨むことになる。「誰かを愛しその心に居場所を作りたい」の心、を強調するように大切に歌ってくれて嬉しかった。ずっとわたしの心の中にいるぺいちゃんのことだった。

このあとアンハッピーバースデーが続いてもうそれだけで嬉しくて涙止まらなかった。一年また一年と積み重ねてゆくこと彼らにとってはこの日はアトジャの一年のことだったのかなあと思うんだけど私にとっては自分のこれまででもあった。あとなんだか4人とも緊張が見えないというか(していたかもしれないけど、それがおくびにも出でないというか)穏やかで落ち着いた良い顔をしていた。ラスサビ「これからも歳をとっていくけれど〜」叫ぶみたいなほんとの気持ちみたいで。「苦しかった日々も孤独な時代もあの痛みさえ忘れない」で、ミキが8月23日の特典会で時間ぎりぎりになっても引き止めて話してくれたこと、「あなたの5年は大きかったの、楽しいこと以外も辛いこととかもあったかもしれないけどあなたの5年は大きくて重たくて、それがずっと私たちの宝物だから」これをふと思い出した。物理的距離があるのに「だってそれは痛みの出口にあなたが立っていたから」でわたしが手を伸ばした先にあなたが立っていて、その目のまっすぐさに泣きじゃくってしまった。ミキが当日夜にしてくれたキャスで「11周年も続けてこれたんだーって、やったーって気持ちだった😸」って教えてくれたようにぺいちゃんも超良い顔して11を数えていて、そのなかに自分が一緒にいれたことを噛み締めた。ちょっと涙で視界がぼや〜だったけど… そのつぎの今も尚でもジジババ期のアトジャとか去年のこととかどんどん走馬灯のように溢れてきて、なんかさ〜アトジャでこんなセトリする!?っていい意味で怒ってた(?)んだけど、きっとおなカマにとっても意味のあるものだったし、いつものフェスの二丁魁を期待して見に来てくれた他のグループのファンの人たちにも届いただろうなって思った。落ちサビ「でも未来には絶望に勝るような希望も作れるらしいんだ」でしゃがんで手を上に伸ばすときの希望に手を伸ばすときの真摯な顔がだいすきだった。「がんばれ!」も超伝わった。ここまでがこれまでを振り返ってまたここに来れたね、っていう気持ちだと感じたんだけど、このしっとり(しっとりだけではないけど便宜上こう言います)の流れでひふみよのイントロが流れたときに消えないでねっていう願いをひしひし感じてしまってまた泣いてしまいました。1Aもがくような苦しい歌い方。なんかほんとは歌い方、とか書くと意図してそうやったみたいに読み取れて嫌なんだけどさ!その場で生まれたそのままの気持ちだったことは伝わってる。落ち前の間奏がいつも以上に儚く見えてこれが最後の曲ってわかるんだけど終わらないで終わらないでって必死に願ってた。落ちサビで自分の好きなところを数える時に覆いかぶさったミキの大きな手をいつも以上に強くぐっと掴んで自分の顔を覆うように見えた。ここで2年前ジジババ期の配信でやったアトジャのふたりきりのリバの落ちでミキが後ろからぎゅうと抱きしめた瞬間がフラッシュバックした。いまは筆紅も私たちもいるし、去年以上にたくさんの人が見てくれていたからその全員に歌を届けるような。「君の好きな所の方が数えれるつまり幸せなんてそういうこと?」歌詞にはハテナがついているけど、自信を持ってそういうこと!って言いきってくれるようだった。「それは僕にとっては今日までの記憶さ!」真剣でほんとにかっこよかった!!はじめのノスタルジスターで「この一瞬を永遠に残すことはできない だから僕を誰かに残さないといけない」と歌ったのに「ひとつだけたったひとつどうか消えないでね」って切実な願いすぎてさ。ちょっと寂しく笑うようなぺいちゃんの顔が焼き付いてる。曲が終わる瞬間もぺいちゃんが目の前にいて、絶対忘れないからね、って気持ちだったよ。

実際、たとえば2019年のキウイステージの、ストロベリーの前に闘いにきたような入場したときの出立ちやライブだけで魅せつけてありがとうございました!だけ言って去っていくいちばんかっこよかった4人のこと今でもよく覚えているし、今年のこともそうやってずっと覚えていられるような気がしてる。本当にかっこよかった。それでねやっぱり、簡単にはそんなこと言えないと思っていたけど、わたしはこの人たちの晴れ舞台に立ち合い続けたい、ぺいちゃんにとってたくさんいる「あなた」のなかのひとりでいたいって思ったよ。

28日の特典会ではストロベリーの話になるだろうし、このキウイステージ見せられて感想をすぐ直接伝えられなかったのくぅ〜やられた!って気持ちになったの。だからこれで伝わったら嬉しいです。ライブが終わって帰るときに「やべ〜泣いちゃったよ、」って言っている他グループのファンの方がいて超嬉しくなっちゃった。きっと知らない誰かにとっても、二丁魁のライブ良かったって残ると思う。少し前にぺいちゃんがよく話してくれた「今日は語るように歌うようにしてみたの」じゃなくて、本当に語りかけてくれるような、そんなライブが最近多いからどこがどう良かったって感想伝えるのがこちらも難しいです!ぺいちゃんやみんながその時の目の前にいる人一人ひとりに向けてありのままの気持ちを届けてくれたこと、伝わってるよ!だからそのことがあなたにも伝わったら嬉しい。

ありがとう。そしてストロベリーステージも楽しみにしてる!!雨だけど晴れの日、たくさん楽しんできてね!