僕のひとつだけ たったひとつ どうか消えないでね

メンバーカラー:空色

筆村栄心さんお誕生日おめでとうございます!

120時間のはじまりのツイキャスで「好きなところとか良いところとか好きな画像とか、ハッシュタグをつけてツイートしてください」と言われてからタイムラインにたくさんの人それぞれの好きなところが流れてゆき、私もこの人の好きなところを書きたいと思いながらその場でさっと書けるようなことでは「顔が可愛い」しか出てこなくてしばらく考えていました。でも今言いたいな〜と思うことが思い浮かんだのでかんたんに書き留めておきます。

筆村さんのメンバーカラーが「空色」であることが好きだと気付きました。水色でなく空色。厳密にいうと好きなところというのはその選択の感性です。新メンバーとして加入するときに筆村が空色、日がちが紅芋色としてメンバーカラーが発表されて、そのときは紅芋とあわせて単に水色としなかったのかなと特に気にも留めていなかったけど、これが個人の選択であったのなら嬉しい。加入してまもなくのころのトークショーかな、メンバーカラーの話をしているときに昔(声優のみで活動していたころ)はピンクのキャラクターをあてがわれることも多かったと言っていた。もともと声優としてご活動されてきた筆村さんは「自分ではない誰か」を演じてきたこと、うつり変わる空模様のようにどんな色にもなれる人なのかなと思った。それが空みたいだとも思うし、でもどんな色になっても空は空であることに変わりない。二丁目の魁カミングアウトに加入して筆村栄心、自分自身として活動されるようになった。加入発表されてまだ知らないこの人のことをどんな人なのか楽しみに思ったあの頃からあっという間にもうすぐ2年経つ。緊張でカチコチだった配信のあの初ステージからは想像もできないくらい舞台上でさまざまな色を見せてくれる人になった。見た目通りかわいいところはもちろんあり、格好良いところ、激しく獣のように暴れ回るところ、目の強さ。かと思ったら今年の5/1の44曲全曲ライブのホモサピエンスの中では知らない少年のような姿を見たり。BUG IS LIFEの落ちサビ「忘れないで 忘れないでねあなただって」訴えかけるような歌。思考回路ショート寸前の落ちは歌が泣いていて、ライブハウスのステージでありながらバックに天候が見えるような表現力。昨日(2022.10.26)のアコースティックライブのソロのan happy dayは等身大のこの人のすべてのようだと思った。

5日間の生誕祭の幕開けにソロで青春は何度でもやり直せるなんて嘘だを歌ったときに、オケの百恵さんのパートを自分で歌っていた。そのあとのすごろくの開幕1マス目でたまたま「ふでちょが今歌いたい1曲」に止まり、44曲の中で何の曲を選んでも良い場面で迷わず4人で同じ青春を歌うことを選んだ。この選択にもうグッときてしまって噛み締めた。この人の選択がすきだし、心がすき。4人で横並びに出て歌うラスサビ「青春はやり直すものじゃなく焼き付くものなんだ」で一人落ちそうなくらいできる限りの前のめりになって歌う姿はとても頼もしく思えた。アコースティックライブの最後に4人で青春は何度でもやり直せるなんて嘘だを歌った。この日のセトリは完全に筆村本人が決めたようで、一曲ごとになぜ今この曲を選んだか、なぜこれをこの人(メンバー)と歌いたいかと思ったかを丁寧に説明してくれた。ミキの書く詞をこんなにも大事に思って自分の中に取り込み、自分の色をつけて人に届けることができる人。歌詞を噛み締めて歌ってぽろぽろ涙を流す姿を見てもう何十回目?の「この人が入ってくれてよかった」を思った。He is me,tooを歌う前に「これははじめミキさんとぺいさんの曲だった」と話されたときにハッとするくらいにはいつのまにか4人の歌になっていて驚いた。ジジババ期が大切だった私にとっては正直はじめに4人で歌ったのを見たときに寂しい気持ちになったのに。こういう気持ちになれたのは他でもない日がちと、筆村だったからだと思います。

 

去年の生誕ライブのあとに書いた絵。

ふたりきりのオンライン特典会でこの絵を見せたら「そのシーンを切り取ってくれたんだって、すごく嬉しかった」と言ってくれた。「選んで」でなく「切り取って」という言葉選びをしてくれたことがすごく嬉しくていまでも心に残ってる。ノスタルジスターの歌詞にある「綺麗故に消える美しさよ あの時に戻って描きとめてみたい君を」は自分にとって大切な大切な歌詞で、それを歌うことを引き継いでくれたのがこの人で良かったと思う。

 

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「忘れてしまう小さな記憶があったとしても無くなってしまう想い出はありません。」

単に心が優しいとかじゃなくて、こういう感性を持った人が二丁目の魁カミングアウトの歌を届けてくれることをずっとありがたく大切に思っています。いつもありがとう!かんたんな言葉にはなってしまうけど大好きです。「きっと隣に僕もいる」隣、は難しいかもしれないけど、これからもそばで見てるね