僕のひとつだけ たったひとつ どうか消えないでね

御守り[2022.12.18 ぺいにゃむにゃむ生誕祭2022 〜ぺ祝〜]

 

 

「ぺいちゃんが強い人だから好きなんじゃなくて、強くあろうとする人だから好き」

 

2022年5月31日の朝ライブのMCで、ぺいちゃんが大切にしている「TTT(強く・楽しく・たくましく)」という言葉を教えてくれた。これは、その魔法の言葉を受けて、この日にぺいちゃんに贈った手紙に書いた言葉です。

この一年はステージに立つぺいちゃんの輪郭が震えてわなわなしているような、そういう表現をしてるとかでなく、マイクを両手で支えて両足でぎりぎり立っているような、時どき中の太郎くんの部分が感情として耐えきれずこぼれ落ちてしまうような場面をたくさん見てきた。私はそのたびにそういう姿を愛しく思ってしまって、ステージの上でそうやって「強くあろうとするところ」が好きだと、何度も言葉で伝えてきた…のだと思う。思う、というのは、ぺいちゃんからそれを言われて初めて自分で意識したから。

6月2日がまさにそういうライブで。BAKADEMO AHODEMOの「不安いっぱいでそんな風に強くいないと折れそうになる日ばっかで」を叫びだしそうに歌っていたのも、そのあとの今も尚「感情も捨てて薄情って言われてもそうしなきゃいけない日もあるでしょ?」でポロポロ泣いちゃったところも、最後のやめとまで「君の存在で人生オールオッケーってわけにいかないからさみしくもあるんだけど」で溢れちゃってたのも、全部いとしくてめちゃくちゃ大好きだった!!がんばった!!その日の特典会でぺいちゃんが「私ね、あなたが強くあろうとする私を好きって言ってくれるから、私の中の太郎くんの部分をちゃんと大事にしようって思ったの」と教えてくれた。

 

occiuy.hatenablog.com

 

楽しそうで太陽のような人だと思った。それは間違いなくこの人の天性のものだと思うのだけど、「明るくて強いゲイギャル・ぺいにゃむにゃむ」でいるための日々の努力や研鑽があることをだんだん知ってゆき、いつのまにかその全てが愛しいものになってしまった。ミキが言う「ぺいちゃんは強い」のなかみは「ぺいちゃんは強くいようとする気持ちが強い」なのではないかなと今は思う。そして素の自分(太郎くん)があるからこそ人間らしくてあんなに優しい人なのかな。当時から歌いながらよく泣いてしまう人だったけど、最近では(まあ泣いてしまうけど)泣くのをぐっとこらえて歌を届けようとする場面も増えた。今年の2月6日全国ツアー埼玉で涙が頬を伝いながら歌いきったノスタルジスターは忘れられない。強くあろうとする姿を見るたびにたまらない気持ちになって、この人の強さの一因になれるようなファンでいなくてはと思う。

 

これは8月23日(わたしにとっての5周年の日)に書いたブログの中の一部。この少しあとのぺいちゃんソロのオンライン特典会で「私の良いところは"強くあろうとするところ"っていうの、すごく嬉しかった」と言われて、私も嬉しかった。ぺいちゃんは、わたしがつたなく選んで贈る言葉を、自分が考えている以上にいつも誠実に受け取ってくれた。

ぺいちゃんのお誕生日は12月だから、毎年どうしても一年を振り返るような気持ちになってしまって、今年はどんなことを伝えたいかなと考えた時に、初めに頭に浮かんだのはミキさんのお休みの間の3人体制のことだった。筆紅ももう本当にすばらしくて、この時の3人はずっと立派だった!3人でその場を繋ぐなんてことではなく、3人でステージに立つ間も4人の二丁目の魁カミングアウトとして、前に進む意志は固かった。ぺいちゃんはいちばんの年長者・責任者としてチームを引っ張っていた。その背中は大きくて、今だから言うけどたまにねじ切れそうになるのをハラハラしながら見てました。でもやっぱりこちらからは手を伸ばすことしかできなくて。あのときの3人に二丁魁の歌があってよかったと何度も思った。あの期間のステージはこちら側に歌を届ける以上に、歌詞をなぞることで言葉を自分の御守りにするようで、そんな姿も大好きだった。今も変わらずステージ上で見せてくれる、カッコいい姿もかわいい姿も綺麗なのも激しいのも穏やかなのも人間くさい部分もぜんぶ好きで、こちら側にできることはごく限られたことしかないけど、この人がぺいにゃむにゃむでいられるような強さの一因・御守りになれるような自分でいたいと思った。

・・・と長々書いたようなことを、今年ぺいちゃんに伝えるためのお手紙がわりの漫画(毎年描いてる)に描きたくて10月ごろからあたためて考えていて、生誕当日を受けてから最後の1ページのメッセージだけ描こうと思って置いていた。当日、生誕祭の内容でびっくりする。気持ちが同じだった。

 

 

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2022.12.18

ぺいにゃむにゃむ生誕祭2022 〜ぺ祝〜

/新宿BLAZE

▼やめとま衣装
1.まるもうけ(ぺいソロ/大団扇:ミキ/GAY神輿:筆紅、どっこいしょダンサーズ)

2.ソーラン節(ぺいソロ太鼓)

[MC]

3.GAY STAR

4.パラ

5.青春

6.an happy day

7.BAKADEMO AHODEMO

[MC]
8.咲顔(ver.1/ぺいソロ/初披露)

9.ノスタルジスター

10.アンハッピーバースデー

11.Good As Yesterday

12.He is me,too

13.yesterday the once more

[ぺいちゃんからのお手紙]

14.ひふみよ(ぺいソロ)

▼生誕衣装

en1.dAnce surviver 1999(ぺいソロ/どっこいしょダンサーズ)

[MC]

en2.あるある言いたい

en3.カエルのうた

en4.三原色カタルシス

en5.咲顔(ver.2/ぺいソロ)

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当日朝まで雨が降っていたけど、時間が近くなるにつれて晴れてきて嬉しかった!いつもなら当日朝から帰るまでのその日の風景やささいなことをたくさん写真に撮るのに、この日帰ってから見返したら全然写真を撮っていなくて、いっぱいいっぱいだったんだな〜と気づく。残しておきたかったなあ。BLAZEでの生誕は2019年の2daysぶりで、あの日に交換し損ねた当日限り引き換え可能のドリンクチケットをけなげにスマホの裏にずっと入れてる。優しいお友達のおかげ(本当に感謝)で最前下3ぴったりのところで見れた。ぺいちゃんの生誕はいつも自由で何が起こるかわからず、今回「二丁魁史上初めてのことがある」と聞いていたから当日まで色々予想していて、でも今年はストレートなライブ色が強いのかなあと思ってた。

はじめに幕がかかっていて何が起こるかわからない始まりもぺいちゃんぽい。開幕・神輿でワァ…!!になった。笑っちゃった!ソロのまるもうけ!ずっとぺいちゃん見てるから視界の端にミキ(でかい!大扇子が小さく見える!)とお神輿を担ぐ筆紅とわかさんとなつさんが見える(今年もありがとうございます!)「明日も明後日もずっと手を伸ばすよ」でちょっとグッときていたように聞こえた。間奏の「あいしてーいるー(オタクが言うやつ)」を自分でオフマイクで言った後に「ありがとう」って言うの、めちゃくちゃぺいちゃんぽいな〜。筆のかわりに「おもろい人生送ってきたな〜」神輿登場でこんな流れじゃなかったらまた違った言葉だっただろうな〜。イケメン神輿は一途だからやらなかったらしい(そか) GAY神輿のことをミキが「たこ焼き、筆、シーサー、ひまわりとか、好きなものをいっぱい使っております」と説明してくれて、ぺいちゃんの生誕なのにみんなの好きなものが詰まってるのがぺいちゃんだなぁ〜と思った。 ぺいちゃんが話しながら後ろでせかせかと太鼓が用意されて(ミキ筆紅がセッティングしてる)ソーラン節(太鼓演奏)。ソーラン節のイントロでキャー!って歓声が上がる現場ここしかないよ!!ずっとキメの真顔で太鼓叩いたり舞ったり(?)するのかわいいんだけど、生誕前ものすごく忙しそうだったのにこの練習したのかと思うとけなげすぎて泣きそうになっちゃった(情緒) やりきったあと息を切らしてドヤ顔で胸に手を当てる やりたいことできて良かったねえ〜!これで開幕の儀(?)は終わりらしい。

ゲイスター。ずっとニコニコしてて嬉しかった!「守るべきもの何一つない僕の鼓膜〜」眉を下げて満ち満ちとした顔。落ちもニッコニコ!「きっと来年は今よりもっと〜」わたしの角度からはぺいちゃんの顔は見えないけど、そのときのぺいちゃんを見るミキが見えて、すごくいい顔してたから、なんとなくぺいちゃんもどんな顔してるのかわかった。

パラ、1Bターンキメキメ!「今のまま子供に戻れたら〜」ちょっとさみしげな歌い方で、太郎くんを感じた。この日はたくさんそんな表情が見れた。「今の僕があるんだから!!」の気持ちが強くて泣きそうになる。「目の前の人を」で差し出した手を握りしめて胸元に寄せるときの大切そうな顔。間奏のダンス、足もとまでピタッときまっていて、緊張していただろうにすごいと思った。ラスサビしゃがんだところ、ちょうど目の前にぺいちゃんがいて、「過去や理想絡まりながら〜」のところでニコッてしてたのを目の前で見れた。アウトロ最後のポーズのままくしゃって笑った顔かわいかったあ。

そこから青春のイントロがかかって、急に「この人を好きになってから何回この曲を聴いたんだろう」って脳内に走馬灯が流れてきたようになって涙が止まらなくなった。歌詞に出てくる年齢を数えているとき、ぺいちゃんはその頃どんなぺいちゃんだったのかなあとか考えて。青春のあいだじゅう、青や青緑の照明がチカチカしてて、水面とか新緑みたいに見えた。2A慈しみ深いやわらかい笑顔で「置いてきぼり」すきだった!Cメロの手を伸ばすところ綺麗で、そのあとの百恵さんのところで完全に逆光になってゆっくり出てくる。目の前の人がどんな表情をしているか目を凝らさないと見えなくて、見えないはずの表情を必死にうかがう時間が好き。ニコニコしてたのが見えてもっと泣いちゃった。ラスサビ「青春はやり直すものじゃなく焼き付くものなんだ」で一人ひとりに語りかけるみたいに歌う。このときのはっきりした目の、言い表しがたい顔、大好きだった

ここでハピデー。イントロでくしゃーってかわいく笑う。「いつも元気に笑っていても本当はそうじゃないことねえちゃんとわかってるよ」がやわらかくて、このあたりで今日は太郎くんの・ぺいちゃんの御守りのセトリなのかなと思った。落ちの「不幸な人を見た時に〜」しゃがんでゆっくり手を差し伸べるところで、にっこり微笑む細い瞳のなかに入れてもらったのがわかった。「焦りも僻みもなく大きな拍手を送ってあげられるような人になってほしいんだ」言葉のままの気持ちを歌ってた。

ばかあほ。個人的に生誕で絶対に聴きたかった曲のひとつ。イントロのシャラシャラした音がいつもより良く聴こえて胸が高鳴った。この曲でいつもその日の状態を感じとりやすい気がしていて、この日ははじめからやわらかい歌い方。落ち着いているような、満ち満ちとした声で、今のぺいちゃんこういう気持ちなんだ〜と思った。1サビ「不安いっぱいでそんな風に強くいないと折れそうになる日ばっかで」声がよく出ていてきれいで、決心みたく聴こえる。ここ最近ではもうあの頃の本当に折れちゃいそうな必死さは見えなくて、それを寂しく思いつつ安心もしてる。ここってきっとぺいちゃんの生の感情そのままが出てしまうところ。C「手を伸ばせたのなら楽になるのになあ」が優しくて、そのあとのことぉーのロングトーンもふんわりやわらかくて、ずっと暖色系の夕暮れみたいな照明がひときわ強くなるのがぴったりだった。そのあとのミキさんの「幸せは形はなく目には見えない」でまた逆光になったなかでぺいちゃんが笑ってるのがすこし見えて泣いちゃった。ラスト下3にきたときの「でも」も、くしゃっと笑ってるのを見ることができた。

ばかあほの余韻を残しながら3人がぱたぱたと捌けていってステージにぺいちゃん一人きりになる。二丁魁にとっても初めてのソロ曲。前日までに色々予想し尽くした結果、ソロ曲がくると信じて疑っていなかったのでここできたか…という感じだった。でも心の準備ができていたかというとそうではなくて、ぺいちゃんの緊張も伝わってきて身体がこわばった。ぺいにゃむにゃむと太郎くんの二面性を表した曲でもあり、おなカマとぺいちゃんの関係のことでもあると、ミキさんが歌詞をぺいちゃんに渡したときに教えてくれたらしい。曲名の「咲顔」の説明をするときに「ひまわりが咲くの『咲く』っていう字」と教えてくれた。花じゃなくて向日葵って言うのがかわいい。

 

この曲の感想をどうやって伝えたらいいのかわからなくて、本当ならこの歌詞をそのまま全部貼り付けたらもうそれで完成でいいってくらい、ぺいちゃんであり、自分とぺいちゃんの関係でもあった。ぺいちゃん越しにぼうっとステージを見ていたら、黄緑の光線が何本も出ていて、きれいで曲にぴったりだと思った。ぺいちゃんが黄色だからひとつのお花みたい。当日はそのくらいの印象だったけど、アーカイブで見たらそれが全部下から上向きに伸びていることに気づいて感激しちゃった。上から下に降りてるのはひとつもなくて、歌詞のとおり、向日葵はすべて空に伸びていた。これ本当に感動したんだけど意図的ですか? ぺいちゃんがあまりに歌が上手くて一回目でほぼ全部の歌詞がきちんと聞き取れた。「僕が向日葵ならば」のあとに「君」としてあらわされるのが添木や太陽や雨と一つに限られないのがすごくミキさんの言葉だなあと思う。「下を見れば僕はちゃんと立ってる」も。落ちサビの歌詞も、全部。わたしが大昔(数年前ですが)に心が折れそうになったときに、この人たちは「負けないで」ではなく「負けてもいいんだよ、一緒に負けよう」と言ってくれた。下を見て歩いてもいいんだ。そういう中心にある変わらない大好きなところを感じて何度も涙が溢れた。わたしにとっての二丁魁を応援することがイコール、ミキさんの心の動きを見守ることにもなりつつあるのだけど、あのミキがソロ曲を!!という気持ちもあるし、他の誰でもないぺいちゃん宛てだから書けた曲で、ミキがそんなふうに歌詞を書きたいと思える相手に出会えて良かったなって、推しメンの初ソロ曲が発表される重大な場に立ち会っているというのにミキのことばかり考えた時間があった。笑

理由もなく寂しい日も

ちょっと疲れちゃった日も

気づかれたくないはずなのに

バレた時はちょっと嬉しい

先にも書いたように私はぺいちゃんが強くあろうとする・そして時に弱い部分も見えてしまう・隠そうとするような人間くさいところが大好きだから、例えばステージの上で泣くのをこらえて顔を伏せたり後ろを向いたりしたときに隠すように涙を流すところとか、見ようとしてしまうし、見つけた時はかわいくて、感想で指摘したり絵に描いたりしてしまうのだけど、そのことを少し後ろめたく思ってた。だから歌詞を通してそれも嬉しいよと言ってもらえたようでうれしかった。先に上げた漫画に描いたみさき公園での傘の場面も、前に同じことをブログに書いたときにぺいちゃんに「あの傘のところ見られてると思わなくて泣きそうになっちゃった」と教えてもらった(生誕後の特典会でもその話したら「泣いたんだから!!」と言ってて、泣いたんかい!と思ったが…)。表では強くありたいぺいにゃむにゃむさんが、裏じゃないけど、そういう弱い部分が見えてしまっても良いという範疇に自分はいれてるのかな。そう思ってもらえてる(と、思ってるよ!)なら嬉しいです。

「お気に入りの靴」が「お気に入りのブーツ」と聞こえて(歌詞では靴となっている)、今のぺいちゃんがブーツにはまってるからそう言いかけたのかそう聞こえたのか、なんだかそれもライブ感があって良かった。落ちサビ「俯きたい日もある 折れそうな日もあって でももしも枯れてしまっても何度だって」で泣いちゃうぺいちゃん。物理的に届きはしないはずなのになるべく前に必死に手を伸ばした。うしろからの太陽みたいに明るい光で逆光になって、またここでぺいちゃんの表情を隠して、その中に見える涙がほんとうに綺麗だった。自分もかなり泣いててそのフィルターによってもキラキラしててすごかった。ラストから白くて強い日差しみたいなピンスポがぺいちゃんを照らして影になる。歌い切ってぐしぐし涙を拭うぺいちゃんに駆け寄ってすぐに抱きしめたかった。ずしんと重たいメロディーのなかにぺいちゃんの高くてよく伸びる声が重なって、BLAZEのすみずみまで埋め尽くされた時間だったと思うし、自分のなかにもずっと残った。

そのあとに、聞き覚えのある優しいノスタルジスターのイントロと一緒に3人が戻ってきて、呆然としながらも何だかほっとしたのを覚えてる。ぺいちゃんの綺麗な歌い出しはふるふる震えてるみたいに見えた。「僕ら前に進まないといけない気がした」で胸に手を当ててトントンって優しい表情をする。サビ「忘れない帰り道〜」きゅっとした笑顔。わたしはラスサビの「消えてしまうなんて僕には想像できないしたくない」という歌詞がすきで、ここまでは少し儚いような消えちゃいそうな表情だったのに、ここを歌う時にくっきりした表情で、意志が強く見えたのがうれしかった。実はこのあとの「さよなら」という歌詞があまり好きではなくて、ぺいちゃんが歌うの綺麗だけど、私にとっては抗いの部分でもあるところ。このさよならの2回目が、この日は「ありがとう」で本当にうれしかった!ミキさんの2022年の生誕での「ありがとう」ぶりだった。あのときはきっとミキさんのお母さんにあてての感謝だったけど、ぺいちゃんのありがとうはおなカマやメンバーや関わる人たちみんなにあてたものだったのかなあと思う。こちらこそ、いつもありがとう!ラスト「誰かを愛しその心に居場所を作りたい」で暗い中に青い薄明光線がさす。ぺいちゃんの気持ちいっぱいだった。

アンハッピーバースデー。一瞬の閃光のようだった。1Aの日がさんが「捨てられないものが増え過ぎて」握りしめた捨てられないものを抱えてくしゃっと笑うのが綺麗だった。「愛情や友情夢や希望〜」でミキと顔を合わせて手をぎゅうってするところニッコニコで嬉しそうだった!いいなあ〜ミキは!!ミキ生誕を同じ場所でやった2019年は、ぺいちゃんがミキの顔を見てべしょべしょ泣いちゃったところ。落ちの筆の「歳は重ねてゆくものだけど〜」透き通るみたいな歌い方がしんとした会場に広がって綺麗だった。そのあとのミキの「触れられてはじめて〜」もやわらかい歌い方で、そのあとの4人の全員自由に歌うところも曝け出すみたいで良かった。「苦しかった日々も孤独な時代も」顔をしかめて全力で噛み締めるみたい。「あなたが立っていたから」ではまっすぐ前を見てるけど、アウトロの指折り数えるところでフロアを見渡すぺいちゃんの目線が、「あなたのことだよ」って一人ひとりに言ってるようだった。

「この曲は10周年のときにできました、20周年も30周年もぺいにゃむにゃむと二丁魁とおなカマと一緒に歩んでいきましょう、聞いてください、Good As Yesterday」ってぺいちゃんがイントロで曲振りしながら始まる。バンドツアー東京ファイナルの時のように振りなしで自由に歌うG.A.Y.。このかたちだときっと本人たちも歌に集中できるのだろうし、特に何も決めて無いのだろうけどお互いにたくさん顔を見合わせる場面があって、自然なところを見せてもらえるのが嬉しい。1Aでぺいちゃんが声を震わせながら歌いきった。いつも「日曜日が終わるのが寂しくなって」で終わりを感じて切なくなる。ぺいちゃんが涙をこらえているときに胸をトントンして自分をあやすみたいにするの可愛くて好き。1サビ筆村、ぺいちゃんを見てにこにこしながら「またどこかで君に会えたらいいなあ」かわい〜。

何故だか過去ばかり振り返る

日々のような気がしたから

隣の君を見たんだ 僕が後悔や

幸せを振り返るのは守りたいものがここに

あるからさだから安心してよ

前日のトークショーでも触れられていた2Aぺいちゃんのパート。ずっと完成しなかったこの曲の最後のピースがはまるようにこの部分で完成したこと、そしてその大切なパートをぺいちゃんに任せたミキのことを思うと、なんかさ〜!!もう…。みんなの顔を見渡すぺいちゃん、泣かないで歌えていてえらかった!!「伝えることの難しさや葛藤迷い」でまた泣きそうになる。「約束を指に込めて繋いでいます」でぺいちゃんがそっと小指を立ててフロアに向けてくれるのを見て、咄嗟に自分も同じ指を立ててぺいちゃんに向けた。生誕後にこの場面(多分)をヘッダーの画像にしていたのぺいちゃんらしいな。「昨日の事も今日もこの先も全部覚えておくから」で4人がきゅっと中心に集まる。LOVEじゃん…。ミキ「元気にしてますか昔の自分へ〜」で自然光みたいな白っぽい光がステージ奥からさす。「僕だけの大切なもの」でぺいちゃんのことをまっすぐ見るミキ涙涙涙 そのあとぺいちゃんがおなカマを見やる顔がやさしくて、愛だった 「そんな僕らを未来が笑って見てる」で3人を真ん中に集めるぺいちゃん。そのあとの最後の歌詞と光と風景があいまって、この4人の未来だ〜!って思った。「何度も何度も言うけど、おなカマとぺいにゃむにゃむと二丁魁と一緒に歩んでいきましょう」

すでにフィナーレ感がすごいのに、He isのイントロ。歌い出しのぺいちゃんの後ろにいる日がちが優しく微笑んでるのが見えてなんだかとても、関係性だった。G.A.Y.の「そんな僕らまだ青春の途中」が決意みたいで、そのあとのひーいずはずっとすっきりしたような、心に決めました!みたいな顔してた。2番でまわりを舞ってる間もずっとにこにこしてるの珍しい。溢れちゃってたね!ミキCメロで水音がパシャパシャ聴こえるような透明な細かい光がさす。遠くの床にいるぺいちゃんを必死に目で追ってた。落ちサビの、ぺいちゃんはもうすごくて、この道が正解だったんだと思えるような姿。立派だった!まわりを舞ってるミキの方がもちろんはるかにでかい(でかい)んだけど、ぺいちゃんのほうがずっと大きく見えた。ぺいちゃんの存在が具現化したみたいなステージ。

ここでyesterday。うお〜〜ほんとに〜セトリ〜〜!!ってなったよ!イントロかかった瞬間に「忘れないで覚えていて」が頭に浮かんではっとする。大切な歌詞。ずっとにこにこして楽しそうなぺいちゃん。2A眉八の字になって踊る。yesterdayってこんなに楽しそうな曲なのに泣けてくる歌詞でいつもほんとにさあ〜!になる。「綺麗なあの青を咲かせてくれた」が晴れやかですごかった!比喩の歌詞だけどぺいちゃんの気持ちそのままが伝わるような。2A「もし会えなくなったとしても昨日と同じようにどこかで笑っていて」ってかなり切ない言葉なのにぴょんぴょんはねてて、ううう、(感覚的な感想が続きますがこのへんはライブ後の鮮度の高いメモのまま残しています)「光のような優しすぎる『愛が咲き誇る』」でミキと顔を見合わせる優しい顔。この日も何度も見たミキと見合う時だけの顔。この曲の核となる落ちサビ「遠くに行ってしまいそう 怖いと君が言うけれど でも大丈夫 僕らもう出会えたから」ここをオフマイクで一緒に歌うときの顔。そのあとのラスサビ、一人ひとりを見て手を振る。「忘れないで覚えていて」泣いちゃった。強くて、きちんと「言葉」で届いた。yesterdayってほんとに感想書こうとすると歌詞全部書いちゃいそうになる、そういう曲。「歩こうか!歩こうか!」強くて、ぶんぶん手を大きく振るの大好き。届いた!

 

ここまででまたぺいちゃんがステージに一人きりになる。「真面目でもあり、おもろくもあり、可愛くもあり、かっこよくもあり?そんなぺいにゃむにゃむですが、久しぶりにお手紙を書いてきました!」長いのよ、って前置きして、緊張してた。ぺいちゃんがふるふるさせる手もとにはほんとに何枚も重なった便箋が見えた。「守るべきもの、守らなきゃいけないものがたくさん増えて、二丁魁おなカマのため、周りの人たち、そして弱っちい自分自身のため強くありたいと思うようになった」という話。手紙の内容をそのまま書く必要はないから書き起こすようなことはしないけど、前述したように、自分がぺいちゃんに伝えたかったことと同じだと思った。ぺいちゃんは自分でも言っているように色んな面のある人で、そして視野が広い人だと思っているので、「強さが空回りしてときにおなカマを傷つけてしまうときもあったはず、ごめんなさい」と謝る場面もあって、この人が謝ることって今までほぼ無くて、胸が苦しくなった。

「俯きたくなる日、眩しくて下を向いて歩いてしまう日、折れそうな日、両手で支えて両足で立ってるような日、感情を捨てて薄情って言われてもそうしなきゃいけない日、ここに私がいなければ今よりもっと綺麗な虹がかかるんじゃ…っていう日、鏡に映る自分よ強くあれと励ます日、不安いっぱいでそんな風に強くいないと折れそうになった日」歌詞を大切に引用するぺいちゃん。この一年で私が見てきたぺいちゃんは、確かにそういう風に見える日があった。そしてご家族のお話を初めて聞いたあと、もしかしてあの時も、あの時もと思い当たる場面はたくさんあった。でもそういう日々のことを思い返すと、ぺいちゃんはいつも、こちら側に対して「こうやってライブに来てくれるのも大変だよね」とか「そういう時も私がハッピーにしてあげる!」とか、日がちの生誕のときにも「流させなくて良い涙を流させちゃってごめんね」と泣いてたりとか、いつも人のことを思いやったり気遣ったりしてばかりで。クソ〜〜って気持ちでした!このことを生誕後も思い返しては泣いてた(書いてる今も)。個人的な事情を知っていたところで、僕たちの関係は摩訶不思議だから、アイドルとファンの、こちらにできることは何も変わらないんだけど。

「日々の中に好きっていってくれるおなカマがいます、応援してくれるおなカマがいます、認めてくれるおなカマがいます、気づいてくれるおなカマがいます。そのことがほんとうに嬉しくて、幸せで、私の何よりの支えになっています。嬉しいとき楽しいとき幸せなとき、頭の中にいるのはおなカマだし、辛いとき不安なとき悲しいときさみしいときも、おなカマのことを日々思って踏ん張っているんです。月並みな言葉になってしまうんだけれど、本当にこれが本心で本質だから、淀みなく真っ直ぐな気持ちでこの言葉を聞いてほしいんですね。あなたたちのおかげで、あなたのおかげで、崩れず、倒れず、今もこうやって二丁目の魁カミングアウトのぺいにゃむにゃむとしてステージに立ち続け、この場にいます。本当に本当にありがとうございます。」うん。伝わりました。

「以前ぺいにゃむにゃむでいることがどんどんニュートラルになっていると話したけど、今は、ぺいにゃむにゃむと太郎くんそれぞれの感性があり、それぞれだから気づく気持ちもあった。でもそれでもいいと思えるようになりました」これも先に書いたことだけど、ぺいちゃんが5月31日のライブで「TTT(強く・楽しく・たくましく)」という言葉を教えてくれたのち、特典会で「私ねぇ、あなたが強くあろうとする私を好きって言ってくれるから、私の中の太郎くんの部分をちゃんと大事にしようって思ったの」と伝えてくれた。うまく言えないけど、ぺいちゃんが書いた長いお手紙で、自分の選んだ言葉で伝えてくれたことは、ぺいちゃんの一年であり、わたしの一年でもあった。

かわいくて?綺麗で?かっこよくて?強くて?とか聞いて、笑って拍手を求めながら、その中に「弱くて」があったこと、なんだか安心しました。手紙を読み終わろうとするところでステージ脇に置きに行こうとしながら、やっぱり真ん中で読も!とわざわざ戻って伝えてくれた。「おなカマ一人ひとりのなかに、わたしの何かがあると思うんです。最後に、あなたの中でのぺいにゃむにゃむのたったひとつが消えないように、これからもがんばっていきますので、これからも応援よろしくお願いします!」手紙を読み終わったあとに拍手が起こって、それが終わると同時にBGMも小さくなって消えた。すうっと息を吸って、乱れた髪をばさっと直す。ステージがしんと静まりかえって、誰もいないみたいになる。暗くなったステージに立つひとりきりのぺいちゃん。背後からピンスポが当てられて、アカペラで曲の一部分が歌われた。

 

この日聞けたもの、見れたもの、宝物です。ひふみよの感想は、後日ぺいちゃんだけにお手紙で伝えます!

 

ひふみよを歌い終わると、捌ける前にさっと一言、「このあとアンコールなので、携帯とか見ていていただいて」こんなのいつも言わないのに、言ってくれたから助かりました。(アンコール中でも公演中に携帯なんて見ないから)すぐに咲顔の歌詞がアップされた。それを一巡だけさっと目を通して、アンコールの手を叩きながら反芻して、ずっと涙が止まらなかった。

アンコール。一度閉まった幕がダンサバの曲振り・イントロとともにゆっくり開く。センターに現れたひまわり姫涙涙涙 本当に綺麗だったよーーー!!!もうウッキウキになっちゃってて歌詞飛んでモニョモニョ言ってるし所作が歌姫でほんまにずっとかわいかった!!ほぼ記憶なし!ビビッドな赤と緑の照明がギラギラして、両サイドにどっこいしょダンサーズもいる。「止まらないでぇッ」強い。最後のミキの「ダンシンウィズユー!!」が低くて強くてカッコよかった!ラスサビではミキのハモリがきこえる。

メンバーが頭に向日葵をつけて登場。ミキおでこに着けるのさすがに赤ちゃんすぎ!!おおかわ(おおきくてかわいいやつ)だった 「大発揮でしょー」って笑って言ってたけどほんとにぺいちゃんにしか着こなせない衣装で、似合っていてすてきだった。自分で選んで好きな衣装(ないし服)を着ているときのぺいちゃんっていちばん輝いて見える。靴がいつもの黒いスニーカーじゃないの初めて見たと思う。革靴でも踊れるんだぺいちゃん!すごい!今まででいちばん露出の多い衣装だけど、体のラインが綺麗でしなやかだった。「ティンカーベルみたいでしょ♡」ミキ「ティンカーベルよりかわいいよ!!」「あー!そうだ!」そうだよーーー涙 衣装について、咲顔に合わせたわけでなく、衣装さんとの打合せで先に向日葵をつけることを決めていたということを後日のキャスで聞いて、運命的な偶然にまたたまらない気持ちになった。ミキから急に「あなたのソロ曲だよ」とサプライズ的にプレゼントされた曲らしい。「誰かの曲を作るのって生まれて初めてだった、全然大変じゃなくて一回も修正することなくできた。1週間で覚えた立派だよね!ほんとに」本当にすごいよ〜。

そのあと3人からぺいちゃんへ贈る言葉アーカイブでこの「ちがうの、ほんとに、好きなのぉ〜・・・わかってない!!10年間。」ってぐしぐし泣くミキのとこ100回は見た。話の流れで勢いみたいにミキから出た「家族になってください」が、なんだろうな、冗談ぽいけどそうじゃなくて、この人たちの誓いの日だったなあと傍から見てて思った。この場に立ち会えてよかった。生誕祭が終わって特典会を待つまでのあいだずっと、結婚式の帰りみたいな気持ちでした。

 

ラストスパート。あるある!イントロかかって嬉しかった!1サビ前筆「おめでとう!」かわいい!

僕が悩むから 君はいつも道標として

僕がときに寂しくなるから君は暖かく

僕が立ち止まるから 君は手を引くように

僕が閉ざしてしまうから 君は鍵として

生まれてきたんだ 何かを埋めるように

曲全体もそうだけど、とくに2サビの歌詞ってまるごと咲顔みたい。笑ってるのにずっとあたたかくて涙が出た。Cメロで日がちのまわりくるくるするときおしりのふわふわが浮いてきれい。ラスサビ「大丈夫ぅ!!!」つよい言い切りだった。泣いちゃう。ラストセリフのところ、紅生誕で日がちが言っていたから、ぺいちゃんがマイクを持ったとき何言うかなと思ったけど、そこそこの尺があっても「みんなのことが、二丁魁とおなかまのことがだいだいだいすきだよー!!!」って、そのまま言うのめっちゃぺいちゃんだった!大好き!!まさに「愛が生まれるんだ」だった、黄緑の光線がふわふわしてエンディングに向かうようだった。

ここでカエル!生誕で聞けて嬉しい〜〜!生誕前の12月13日のアイソでとんでもなく良かったときがあって、1Aぺいちゃんのパートのパパのところを聞きながらふとそのことを思い出してた。Bメロの「で・も・ね」「ひ・と・り」コミカルな歌い方でなくすとんと落ち着いていて噛み締めるみたい。 「本当に幸せな空間をありがとぅー!!」

ミキが「それでも忘れない死んでも忘れないさ 君のことだけは」がこの日ばかりはぺいちゃんのことだった。ミキがぺいちゃん見たときの表情で胸がいっぱいになる。

「ラスト三原色!!!」この曲をラストに持ってきてくれるのも、生誕でいつも絶対にセトリに入れてくれる(2020年の無観客配信ライブではやらなかったことも含め)ことも、信頼で愛だ。ここにきてイントロで暴れて柵に手ぶつけたみたいで痣になる。ふわふわの衣装関係なく激しく踊るぺいちゃん。1サビミキの「千年経っても一つ諦めない」この「ひとつ」が大事だった。ぺいちゃんはくしゃっとした笑顔。2A服用必須が激しくなくて言葉で届いた。大好きな「幸せに手を伸ばした瞬間」でしゃがむところ、手につかんだもの、嬉しそうで絶対離さないみたいな、目を閉じて笑ってた。私はこのときの表情を覗き込むためにこの位置にいると言っても過言ではない、見れて良かったあ… 間奏パンパパン、「祝えいわえあ!!」ちょっと笑っちゃった!祝うよ!!

ぺいちゃんの生誕の三原色って特別だ。初めてぺいちゃんの生誕が行われた2017年からもう何年もずっと、サイリウムサプライズで一面黄色に染まるのはここ。サプライズでありながら、ぺいちゃんはもう「キレイキレイなこの景色を」でこうなることをわかってるはず。1年目以降、ここで驚いたような顔は見てない。だってぺいちゃんはわかってるから。それでも、この確かめあうような瞬間は、毎年なんとも言えない気持ちになる。このときのぺいちゃんの表情を見るのが本当にだいすき。自分の視界の右側にブワァっと映る黄色も、ぺいちゃんの「しまうならぁ、」って歌声もほんと綺麗だった。くしゃって嬉しそうに笑って、指で作ったファインダーを広げて浴びるようにする。「黄色く光る明るさでほら 笑いかけるいつもそばに」、フロアにぐるっと手を回して大事に包み込むみたいな、決心のようだった。生誕後のツイキャスで、ぺいちゃんが実家に帰ってパパとママに生誕の映像をかいつまんで見せたらしい。「ここは何度も見せたんだよね」と前置きしたときに、私はてっきり咲顔の部分かと思ったら、そのあとにこの三原色のサイリウムサプライズのところだと話してくれて、くぅう…そういうとこ。

 

ライブはアンコール含めてここで終わり。3人が先にはけて、ぺいちゃんだけが残る。「この一年で感じたことを、この先10年20年30年と大切に大切に忘れないでいたいと思います、何度も何度も言ってしまうけど、これからも二丁目の魁カミングアウトとぺいにゃむにゃむをよろしくお願いします!」ああもう行ってしまう、本当に終わりだ〜と思ったら、一度袖に行って水を飲むぺいちゃん。「もう一曲歌おうかなあ!歌いたくなっちゃったなあ!」やった〜〜!!もう一曲。ミキさんが急遽書いてくれたもう一つの咲顔。「明るい日もあれば、そうじゃない日もあるでしょ、さっきはしっとりした方、今度は明るいハッピーな方で!って、急遽もう一曲曲を作ってくれました。歌詞は同じなの」アンコール前の携帯見てねはこれだったんだ〜!これだけは予想してなくてびっくりした!!「一つのものでも時には明るく捉えられたり、しょげってなる日もあるでしょ、そういう私の二面性を表してみきてぃーが作ってくれました。歌詞は同じでも曲調でこんなに感じ方が変わるんだって、びっくりしたの。最後は、ハッピーな、明るい咲顔で終わりたいと思います」

明るい咲顔はクラップが入ってアップテンポ。ステージを自由に踊るぺいちゃんはニコニコしてて可愛くて、ほんとうに妖精さんみたいだった!生誕が終わってから今までずっと、毎日この、ハッピーな方の咲顔が頭に流れてます。明るい方がなぜかめちゃくちゃ泣いちゃった〜。さっきは何本かの向日葵の茎のような黄緑のライトだったのが、今度は同じ黄緑の細い光線がいくつも広がってゆくような照明に変わった。2番の「気づかれたくないはずなのにバレたらちょっと嬉しい」、1回目の方ではこちら側に歌ってくれたけど、2回目ではステージ脇にいるであろうメンバー(私の位置からは全く見えない)の方見てるのがわかって、そのときのぺいちゃんのくしゃっとした咲顔がかわいくてもっと泣いちゃった。間奏前の「今日も君で溢れてるよ」でフロアに手を差し伸べてぐるーってする。Cメロの日がちのハモリすごくきれいだった(アーカイブできづいた)。

俯きたい日もある

折れそうな日もあって

でももしも枯れてしまっても何度だって

僕ら共に咲けるさ

俯いても折れてても

ありのままの僕ら素敵だ

明日は君の好きな服を着よう

良い歌詞。落ちサビでまた泣きそうなのぐっとこらえて歌う。そのときのぺいちゃんがやっぱりぺいちゃんすぎて、めちゃくちゃ愛おしくなっちゃった!最後のロングトーン渾身の気持ちだった!アウトロ楽しく舞いながら、ラスト「今日もがんばったよ たくさんほめて、ね♡」かわいすぎる涙涙涙涙涙 最高の咲顔だった。生誕後のキャスでもすこしお話していたけど、この言葉を歌詞にすることでぺいちゃんに言わせる・歌わせたミキ、本当に…感謝!!!ベスト・オブアイドルソング歌詞アワード2022最優秀賞です!!!

丁寧に礼をして、ありがとうございましたー!って泣きながら手をのばして、ステージ袖に向かって顔をくしゃくしゃさせて子どもみたいに捌けていくぺいちゃん。見えてないけどミキに抱きついていたのがわかった。

 

咲顔については、言いたいことたくさんあるけど、わたしはこの人のことを初めて見たのがまるもうけのMVで、笑顔がかわいくて一目惚れしたようなものだし、今まで何度も何度もこの人の笑顔に救われてきたから、そんな大好きな笑顔に「咲顔」って名前をつけてもらったことは、大きかったです。ミキさんの選びとる言葉やつける名前にはミキさんの気持ちがいつも寄り添ってくれてくれるようで大好きです。いつだったかの配信かな、そのときにミキさんが何気なく自分の中の人のことを「太郎くん」と呼んで、それがここまで定着したことも大きかったのではないかなと、この生誕のあとにふと思いました。名前がつくことで言葉を意識して、素の自分のことをかえりみたり意識できる場面があったんじゃないかなあ。わたしはどうしても「太郎くん」に直接的にかかわることはできず、全部を知らないのに好きとか言うのもなんか違うな〜と思うので、もし見ていたら伝えてほしいのですが、太郎くんのことも大切にしてあげてください。

この曲のこと、本当はミキさんと数時間話したい。それはできないけど、生誕後のクリスマスの特典会でミキが「あたしに咲顔の話して」と聞いてくれたときに、この曲を作ってくれたことのお礼を言ったら、「あなたがいなかったらきっと全然違う歌詞になってたよ」と教えてくれた。その「あなた」はたくさんいるのはわかってるけど、自分も確実にそのなかの一人だということも、伝わりました!

良い生誕でした!幸せ!

 

 

 

嬉しいとき楽しいとき幸せなとき、頭の中にいるのはおなカマだし、辛いとき不安なとき悲しいときさみしいときも、おなカマのことを日々思って踏ん張っているんです。月並みな言葉になってしまうんだけれど、本当にこれが本心で本質だから、淀みなく真っ直ぐな気持ちでこの言葉を聞いてほしいんですね。あなたたちのおかげで、あなたのおかげで、崩れず、倒れず、今もこうやって二丁目の魁カミングアウトのぺいにゃむにゃむとしてステージに立ち続け、この場にいます。本当に本当にありがとうございます。

生誕を終えてから、お手紙で丁寧にお話してくれたことを反芻して、思うことがあります。2020年の生誕後のソロでのオンライン特典会のときに、「あなたもぺいにゃむにゃむの一部よ」と言ってくれた。去年の8月のノスタルジスターを聞いた日に、わたしの心の真ん中に5年間ずっとぺいちゃんが居ることを伝えたら、「私の心にもゆいこがいるよ」とこたえてくれた。そして今回の生誕後に、はじめに書いた内容のことを話した。ぺいちゃんは、「『強い自分』じゃなくて『強くありたい』んだなって、私、そっかぁって、自分の気持ちがおさまったというか。そういう言葉をくれて、この一年あなたにまた救われたの」と教えてくれた。

今までだったらこのことを、私なんか〜とか、私以外の人もきっと言っているだろうけど〜とか、たくさん予防線を張って言っていたと思うのだけど、ぺいちゃんが淀みなくまっすぐ伝えてくれたから、決して卑下したり謙遜したりしたくなくて。ぺいちゃんの10年間のなかにはわたしがいて、わたしが言葉や絵やさまざまなかたちで渡した心は、ぺいちゃんの一部になってる。そのことをすごく感じました。何度も言うけど、わたしは強くあろうとするぺいちゃんが好きだし、強くいれないときのぺいちゃんも好きです。(ってこれも生誕後に伝えたらお互いにね、って言われたけど!!)ぺいちゃんが、強くて明るいぺいにゃむにゃむで居ることで人の気持ちを明るくすることがぺいちゃん自身の幸せだと言っていたように、わたしがぺいちゃんに渡したひとつひとつがぺいちゃんの御守りになっていたのなら、わたしも幸せです。だから、今まで以上に丁寧に言葉を選んで、さまざまなかたちで伝えていきたいと思います!

この一年に限らず、10年のあいだには、こちら側に見えてる部分もそれ以外でも嬉しい楽しいことの裏には大変なこともたくさんあったと思うけど、これまでの経験も糧に、たくさんの愛と御守りを持って、何度だって咲いて、咲きつづけて、ずっとぺいにゃむにゃむで居てください。あと、太郎くんにも、無理せず心すこやかに、ずっと幸せでいてねって伝えておいてください!!

たくさんがんばったね!いつもありがとう。ぺいちゃん大好き